小さな会社の「仕組み化」はなぜやりきれないのか

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小さな会社の「仕組み化」はなぜやりきれないのか

  • 著者名:小川実
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  • ISBN:9784776213154

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内容説明

仕組み化がうまくいかない会社は順序を間違えている!
管理ルールやマニュアル化よりも前にやるべき
社員のやる気を引き出し、成長させる仕組みのつくりかた。

仕組みと聞いて思い浮かぶのは、おそらくビジネスモデルや、人を動かすための管理、マニュアルなどだと思います。特に、仕事の属人化を防ぎ、効率化・合理化を推進する管理の仕組みは、いかにも即効性がありそうです。
しかし実は、いきなりそこに飛びつくことが、仕組み化に挫折する原因なのです。

経営の仕組みは、大きく3つに分解できます。

●作業の仕組み=管理、効率化、標準化
●事業の仕組み=ビジネスモデル
●成長の仕組み=ビジョン、経営計画、人事評価

小さな会社がまずつくらねばならないのは、成長の仕組みです。

ビジョン、経営計画、人事評価は、会社がどこへ向かい、どうやって到達し、社員が何者になれるかという筋道です。会社と個人の成長プロセスを見える化したものであり、経営の仕組み全体の土台といえます。

とはいえ、ビジョンや経営計画で組織が劇的に変革できるなんて、いまいちピンとこない人も多いでしょう。でも、こう考えてみてください。

成長の仕組みは、あなたのためにあるのではありません。
社員のためにあるのです。

「何のために働くのか」「どうすれば成長できるのか」を、社員は求めています。これがないのに管理のルールやノルマ、マニュアルばかりを導入すると、社員は成長欲求を満たされず、虚しく数字を追いかけ、やらされ感が漂い、形骸化していきます。

一般的に仕組みは、感情を横に置いて合理化を追求する、無機質なイメージがあると思いますが、まったく逆です。
人のやる気を落とさず、自己実現や自己成長という幸福に向かうものなのです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ニッポニア

43
仕組み化がもたらす小さな変化が会社を変える。以下メモ。事業を継続できる企業は多いが、10人の壁を超える企業は少なく頭打ち。人の入れ替えがないのは、血の入れ替えがないのと同じ。人をやる気にさせて育てる制度の構築。優秀な人は私にできるから、君もできると求めることが高くなる。言語化する力は、人が育つ環境を作り、レバレッジ経営に転換するために必要な資質。ビジョンは書くのではなく描く。納得感こそ、モチベーションの源泉。社員の現在地がわからなければ、目標を達成するための道標は作れない。理想の人物像を因数分解する。2025/06/04

かず

20
★★★★Audible。2025/05/07

srmz

3
未来を想像しながら読んだ🙌印象的だったのは、「社長のやりたいことが曖昧だと仕組みは機能しない」という言葉。仕組みをつくる前に、まず理想を言語化すること。5年後、10年後、自分の周りがどうなっていたら嬉しいのかを具体的に思い浮かべることを改めて考えたい😌今は“エキスパート経営”かもしれない。今後は仲間を巻き込み、2号機やコンサルを広げていくなら“レバレッジ経営”になっていく。その時必要なのは、作業の仕組みだけじゃなく事業と成長の仕組み。感情と情熱だけでなく、設計図を持った経営者でありたいと思った一冊🙌2026/02/14

K

3
目標管理制度メンドクサって思ってるけど、これを見るとトップダウンで評価するのはまずいなあと思ってくる。完璧な評価制度はないっていってるのでトライアンドエラーでモアベターを目指していくしかないか。ヒジョーに参考になった。2026/01/14

雪だるま

2
小さな会社の多くが仕組み化をやり切れずに終わってしまう。経営の仕組みは、作業・事業・成長の3つの仕組みに分類されます。小さな会社がまず作らねばならないのが、成長の仕組みです。会社や社員の成長を促し、一人ひとりの成長や自己実現をして幸福を目指す。そのためには、現在いる社員のモチベーションをアップさせ、辞めずに育ってくれることが欠かせない。なにより自立した人材の育成を目指し、成長企業の土台を作らなければならない。2025/04/28

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