ちくまプリマー新書<br> 僕らが世界に出る理由

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ちくまプリマー新書
僕らが世界に出る理由

  • 著者名:石井光太【著者】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 筑摩書房(2023/11発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480689009

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内容説明

なにかを始めようと迷っている。一歩踏み出す勇気がない。誰かが背中を押してくれたら……。若い時から世界に飛び出した著者がいろんな疑問に答えます。夢に向かって進む人へ向けた一冊。

目次

はじめに/第一章 海外へ飛び出すために/なぜ旅に出たのですか/外国へ行くメリットってなんでしょう/海外で目標を具体化するためには何が必要ですか/直感を信じるにはどうすればいいのですか/人と一緒の旅はどこがダメですか/イメージと現実のギャップはなぜ起きるのですか/正論って正しいんですか/一人旅をすれば真実を見つけることはできますか/旅の中で一歩踏み込むにはどうすればよいですか/どのようにして不安を打ち消せばよいですか/第二章 個を創造する学び方/何をどう勉強してきましたか/うまくいく人といかない人はどこが違うのですか/ただ努力してもうまくいかないのはなぜですか/どうすれば「新しさ」という武器を手に入れることができますか/行き詰ったらどうすればいいのでしょうか/若い時だからできることってなんでしょう/早いうちに世に出ると、どういうメリットがありますか/若いからこそ得られるチャンスって何ですか/第三章 知っておきたいメディアの現実/メディアが報じることは事実なんですか/現場へ行かなければ、現実を知ることはできないのですか/会社員とフリー、どちらがやりたいことができますか/取材はどのようにしていますか/取材で話を聞くとき、どうすれば嫌がられませんか/一人で取材するって、大変じゃないですか/苦労してまで描きたいものはどうすれば見つかりますか/今のメディアの役割ってなんですか/一つのコンテンツが影響力を持つのは難しいのですか/第四章 世界のためにできること/有意義な募金ってあるのですか/なぜ全員に当てはまる支援がないのですか/こぼれ落ちる人に何ができるのですか/おわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

黒頭巾ちゃん

27
若者にたいして「それをする必然性は何か」「成し遂げるために最短距離をいけ」としています。さらに「直感を信じて、経験しろ」と一人旅を例にあげています。しかし、そう上手くいかないこともあります。その時は「ちょっと違う道に変える」とジャンボ尾崎 や画家を目指していた黒澤明の例をあげています。とにかく努力してみると道が拓けるとしています。特に好きなことを…。でないと続きません(+_+)巻末にはNGOのジレンマ、不法児童労働をなくしたら、家族が破綻し子供を売る話から、「正論だけでは片付かない」としています。2013/10/03

ヨータン

24
かなりストイックな方。学生時代にもの書きになると決めて、何がなんでも一日3冊本を読み切り、1週間に1本作品の書き写しをし、1ヶ月に1本試作を書き上げたそうです。ここまで自分を追い込めるって、すごいとしか言いようがありません。2015/01/11

しょうじ@創作「熾火」執筆中。

20
【15/11/15】自分のやりたいこと、為すべきことを見つけたら、そのための最短距離を選ぶ。規格外の武器を身につけること。ノンフィクションライターによる、エールと挑発の書。成功者の高みからの物言いと感じさせないのは、読者と共に呻吟しているからだろうと思う。2015/11/15

calaf

17
海外へ行けば、自分がいかに日本国内の常識にとらわれているかに気付き、本質は何かを考えるきっかけとなり、自分の弱さを知る事になる。これらはその後の自分の人生に大きくかかわってくる重要な事...というような感じの主張かなぁ...でも、基本的には著者と同じく物書きを目指す若者たちへのメッセージという面が大きい本と感じました。2013/08/05

ふろんた

13
ちくまプリマー新書なので、若者向け。危険な場所と言われるところであっても、今私たちが得ている情報はニュース記事を切り貼りしたものを得ているだけ。現地に行けば、そこで当たり前のように生活している人がいる。それは外に出て体験しなければわからない。学生の頃に読んでおきたい本ではあるが、自分が学生の時に読んでいたら、外に出ることが正解であって、それができないのがダメなのではないかとへこむと思うので、補足。何も知らないのは問題かもしれないが、本などで知識を得た上で、外に出ない選択をすることも前進だと思う。2014/10/03

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