内容説明
さまざまな支援の現場で広まりを見せている「回想法」「ライフレヴュー」について、実践の質を担保するための理論書。約40年にわたり、日本における当分野の実践や研究を牽引してきた著者が、実施の目的や意義、実施方法、効果評価、倫理的配慮等について網羅的に解説する。
※本電子書籍は同名出版物(紙版)を底本として作成しました。記載内容は、印刷出版当時のものです。
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感想・レビュー
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ぞだぐぁ
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トロント大で学び日福等で教鞭をとった福祉系の研究者の方が書いた回想法の本。 日本に回想法の概念を持ち込んだ、あるいは持ち込まれた初期の方で鉄板となっている本を書いており、現在までの知見を加えてアップデートした感じ。実際の手法の本はまた別にあるそうな。 僕は博物館学の方から博物館によるアウトリーチの手法として回想法を知ったものだからグループワークとかでモノありきのイメージだったけれど、ケアの手法なので受ける老人に合わせたオーダーメイドのプログラムを作り、かつ想起される記憶も歴史的事実よりも話者のケアを(続く2024/07/03