言葉がない時:沈黙の語りに耳を澄ますーEMDR療法による早期トラウマの修復

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言葉がない時:沈黙の語りに耳を澄ますーEMDR療法による早期トラウマの修復

  • ISBN:9784902082241

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内容説明

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この本は、乳幼児期ーときにはそれ以前の人生早期に起きたトラウマやアタッチメントの傷つきに対して、トラウマ治療の最も有用な治療手段と国際トラウマ学会から認められているEMDR療法を用いたアプローチ:早期トラウマアプローチを紹介しています。治療の対象となる人は、解離性同一性障害など解離症状のある人ばかりでなく、身体化症状やアタッチメント課題をもつ人まで多様です。
 映像も言葉も伴わない早期トラウマに対して、編み出された①情動回路のリセット、②時間枠統合のステップはEMDRの標準プロトコルに、生物学的脳基盤と発達の観点を考慮に入れた素晴らしいイノベーションです。著者の手になる魅力的な図版は臨床家のみならず、心の成り立ちを知りたい人の自己理解にも役立つでしょう。

目次

第1章 概論―なぜ、早期トラウマ・アプローチが必要なのか
第2章 情動・トラウマ・アタッチメントを神経生物学的に考察する
第3章 統合へのアプローチ
第4章 トラウマ処理の準備作業にはどんなものがあるか
第5章 複雑性トラウマの事例における準備―自我状態療法など
第6章 ETアプローチにおけるEMDR療法の技術的な修正
第7章 準備―コンテインメント
第8章 準備―腹側迷走神経系のリソース化
第9章 情動回路について
第10章 情動回路のリセット―その神経生物学的考察
第11章 情動回路のリセット―その手順
第12章 時間枠統合―概念
第13章 時間枠統合―基本手順
第14章 解離のあるクライエントのための高度な時間枠統合
第15章 最後に
第10章 情動回路のリセット―その神経生物学的考察
参考文献
資料A  集中フォーマットによる治療
資料B  実践的なテクニック
資料C  加害者の取り込み像にはたらきかけ、攻撃者への忠誠心を軽減する
資料D  複雑性トラウマや解離のあるクライエントの、セッション終了時のコンテインメント
資料E  OSheaとPaulsenによるオリジナル・ワークシート
資料F  Paulsenによる修正ワークシート

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろか

7
再読必須2018/11/02

ひろか

5
再読2019/04/29

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