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内容説明
罰則がないコロナ対策、敵国だったアメリカとの日米安保条約、一度も改正されたことがない日本国憲法……外国人から見ると驚くことが多い日本人の考え方。その行動原理の原点は歴史にあった! 日本人も気づいていない日本特有の思想の歴史的な背景を井沢史観で徹底解説。穢れ、水に流す、尊い犠牲……これらの感覚の正体とは? 憲法改正と言うといまだに「改悪でしかない」と血相変えて反対をする人がいます。それは日本人に「多くの人間の犠牲の上に成立したことは絶対に守らなければいけない」という宗教があるからです。その結果成立した日本国憲法は絶対変えてはいけないということになりました。(本書「あとがき」より) ●日本には話し合い絶対主義という宗教がある ●偉大な人間が不幸な死に方をすると怨霊になる ●日本人が考える理想的なリーダーは談合調整型 ●遷都するほど恐ろしい「死穢」 ●“きれい”と“正しい”はイコールになる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なかじ
1
「和」、「穢れ」そして「言霊」。無宗教とも言われる日本人の心の奥底にある宗教的アイデンティティに気付かされると共に、それらを踏まえた新しい視点からの日本史の考察を知れた。神話の時代から続く日本人としての思考を現代の自分達も持っていることを確認し、改めて自分が日本人であることを実感し誇りに思うと同時に下の世代へ正しくその思考を伝えなくてはならない使命を感じた。2024/06/03
こけし
0
☆☆☆/和を以て貴しと為す➩稟議書/「輪」➩「倭国」/神道の穢れ忌避➩血や死を避ける➩暴力を避ける➩軍隊を持たない朝廷。暴力を武士に任せる。2025/02/05
おかポン
0
自分たち日本人のルーツを知ることでこれからの未来に向けてすべきことが見えてくる。良い慣習は守り伝え、悪しき慣習は知って改めることが大切と思った。同じ考えを持った人と話してみたいと思った。2024/10/16
かずさん
0
あらためて自分も日本人だと実感した。2022/12/11
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