内容説明
外国語教育に役立つと言われる言語習得理論は、日本語教育にどう生かせるのか。これから日本語教育をめざす人が最初に読む第二言語習得の入門書として、現職の教師の方が教室活動を見直す1冊として。28のポイントでやさしく解説。
目次
第1章 第二言語習得(SLA)研究の意義
1. 学習者が習得すべき言語能力とは?
2. 言語を使うとはどういうことか?
3. 言語習得過程では何が起きているのか?
4. 外国語教育のあるべき姿とは?
5. 第二言語習得研究って何?
第2章 外国語の定着を阻む要因
1. 学習者の習得過程はみな同じか?
2. 学習者の言語は右肩上がりに発達するか?
3. 母語はどれほど干渉するのか?
4. 頭がいい人が外国語もできるのか?
5. 外国語学習の才能は存在するのか?
6. 外国語学習の適性は訓練可能か?
7. やる気があれば最後は言語習得に成功するか?
8. 学習者の動機づけを高めることは可能か?
9. 外国語の学習を始めるのは早ければ早いほどいいのか?
10. 学習者の性格や学習スタイルの好みは外国語学習に影響するか?
11. 教え方によって習得に差が出るのか?
第3章 教室で教師ができること
1. 教室でやるべきは、まず文法か?
2. 文法説明は必要か?
3. インプットは十分に与えられているか?
4. インプットとアウトプットはどちらが重要か?
5. 文法ドリルは習得を促進するか?
6. タスクって何?
7. ペアワークやグループワークは何のため?
8. 教師のフィードバックは有効か?
9. 正確さと流暢さ、複雑さのバランスをどう取るか?
10. 何をもって定着したと見なすか?
11. 4技能のバランスをどう取るか?
12. 習得を促進する教授法とは?
感想・レビュー
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