内容説明
光る感性と絶妙な言葉で青春をえがく短編集。
キングオブコント2020優勝のジャルジャルの福徳秀介は、知る人ぞ知る文芸の名手。書籍はこれまでに、自伝的長編小説『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』や、絵本『まくらのまーくん』、『なかよしっぱな』などを発表しているが、今回、短編小説にて、その文才を発揮。
ふとした瞬間をユニークな視点で切り取り、小さな感情の波を小気味よく言語化し、物語のゴールは爽快に駆け抜ける、粒選りの短編ばかり。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
えんちゃん
63
いいやん福徳!でも何でこの表紙にしたん?表紙とは全くイメージが違う、学生時代のいち風景を爽やかに切り取った青春短編集24話。きらきらして楽しくて最高でちょっとみじめで。そんな学生時代の切なさを、私たちはきっと思い出す。私が好きな福徳の言葉選びがどのお話にもめいいっぱい詰まっていて愛おしいよ。また長編書いて欲しいなあ。2023/12/24
りんご
43
やっぱ福徳ちんの文章からは強く「自意識」を感じるな。一つ目のお話がまさにそういうやつ。他人からどう見られてるのか超気になるけど、他人は自分のことなんか大して見ちゃいないんだよね。生きづらさを経て大人になろう。大人になったら振り返って笑えるから。ムズキュンな作品も多くてきゅむきゅむしたよ。2024/02/17
かな
36
嫌みのない短編集そして清々しいほどの青春群像劇。もう少し長いのを読んで見たい気がしました。2023/12/08
まぁみ
21
ショートショートと言えるような短編集でした。多岐にわたる視点で、いろんなタイプの主人公で、笑わせる作品は思ったより少なくて、おおーっそう来たかぁもあったり、うむ、ふうんもあり、統一感は無いけれど、全体的にはやはり面白かった!言葉って人それぞれなんだなあと感じた読後です。2025/01/08
のり
13
ジャルジャルの福徳さんの短編集。独特の感性、分かるあなぁと思う話、つい大笑いする話、どれも面白かった!表紙裏のお話も、若い時ならではの繊細で正直な心、読了感は切なさもあり、とても良かった。表題にもなった「しっぽの殻破り」も、つかみとして最高のお話だった。2024/08/13




