内容説明
浮世絵からうまれた7つの名篇
近松に描かれスターとなった遊女・梅川に憧れ、端女郎・小梅は心中未遂を試みるが。時に滑稽に時に切なく、江戸に生きた男女を描く。
※この電子書籍は2020年12月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんぶん
23
【図書館】浮世絵を題材に女の恋をしっとり、または滑稽に描く異色作。 細やかな気配り、それでいて大胆、諸田玲子の筆を縦横無尽に操った傑作。 「あくじゃれ」等、現代を思わせる作風だが、ちょいとひねりを利かせた女心を淑やかに書き綴った作品。 諸田玲子も、こんなしっとり感を出せるようになったのかと、しみじみ思う。2023/12/09
MIKETOM
10
七編全てが実在の浮世絵から題材を取っている。北斎『百物語 さらやしき』春信『縁先物語』歌麿『深く忍恋』等々。恋愛もの三編。ハッピーエンドもあれば悲恋もある。いいとこの娘が貧乏田舎侍の人柄に惹かれる。しかし周囲が…。この手の話、俺は好きなんだよね。他に、歌舞伎大好きな男の話。番町皿屋敷をモチーフにした怪談物。ぼんくら亭主だと思ってたけど、女房のピンチの時には大活躍してちょっと見直す話。一応真面目な話の中で、最終話だけ思い切りギャグユーモア系で笑った。なんなん?この女(笑)2025/09/22
takao
1
ふむ2024/09/11
あきのぶ
1
短編集2023/11/19




