内容説明
この世に実在する本物の異空間。
最恐の怪談師芸人が綴る戦慄の実話怪談集!
「その子の顔や名前すらいまだに…」
異世界に迷い込んだ子どもは存在ごと消え… (「お菓子の家」より)
お笑い芸人でありながら重度の怪談オタク、怪談ライブBarスリラーナイト歌舞伎町にて夜な夜なステージに立ち、怪談最恐戦2022で優勝し5代目怪談最恐位に輝いた実力者・伊山亮吉が華々しく怪談本デビュー!
・心霊スポットのトンネルで目を覚ますと…「無数の手形」
・林で迷い込んだあるはずのない不気味な洋館「存在しない記憶」
・降霊術に挑んだ中学生の身に降りかかった恐怖の一部始終「ひとりかくれんぼ」
・赤一色の世界で血塗れの子どもに迫られ…夢と現実がリンクするおぞましい夜「赤い子ども」
――など異世界系実話怪談を多数収録!
門〈ゲート〉は日常のすぐ真横にもあいている…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
eyemu
10
ThrillerNightの怪談師さんにも本当に日頃からお世話になっております。 もちろん伊山さんも大好き。 文章にしてもらえるのが嬉しい。 いつでも読める幸せ。 怪談を聞くことは少し違う楽しみ。 でも伊山さんは聞くほうが好きかも知れん。。。 伊山さん、なんとなく麻雀プロの渋川プロに感じが似てると思ったんだけど。 たぶん、勘違いwww2024/03/12
tow
10
これは面白かった。異界は、本当にすぐそばにあるのだと思える一冊。どのお話しもほんの少しズレるだけで向こう側に踏み入ってしまう怖さがあった。ラストのひとりかくれんぼは、前半流し読み。何故か?それは、アタシは記憶力がいいので、覚えたら大変だから((笑))2024/02/26
mittsko
7
伊山さんの文芸は、まだ未開発かな…(*´ω`*) 話芸の方が、よっぽど好いとボクは思いました 怪談の語り手としてのポテンシャルは疑いなく持ち合わせてらっしゃるわけですから、これに懲りず、文芸の方も益々磨きをかけていってほしいです ※ 「無数の手形」「笑い声の正体」、話としてとても好き ※ 「北海道の空き家」「知っている光景」「ひとりかくれんぼ」、話として好き2024/09/12
qoop
7
10ページほどと長めの掌編を揃えた実話怪談集。お笑い芸人であり怪談師である著者だけに語りのリズムと描写で書かれているのだろう、どうしても間延びして感じられる。こういう文章を良しとする向きも多いのは理解するが、嗜好として内容以前にしっくり来ず、残念。2023/12/11
せきぐちひろみ
6
不思議な話は好きなのですが、最後の感想?みたいなの要らない派です。 著者の考察とか感想は蛇足に感じるので。 内容はとても興味深い不思議系(異世界とか)だけど、間延びした我妻俊樹さんって感じでした。 我妻俊樹さんはこの本の話のネタを3倍くらい多くして機関銃のように容赦なく1冊にぶっ込んでると思います。2023/10/29
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