内容説明
国立大学や医学部に進む卒業生多数!
学力と品格が両立する
いま注目の有名女子校の教えを大公開!
『置かれた場所で咲きなさい』の著者(シスター渡辺和子)の教えを受けた現校長による初の書籍!
現代の女性に贈る生きづらさがスッとなくなる48のメッセージ
【あなたの生き方が変わる言葉】
「試練は喜ぶべきもの」
「進歩は傷つく言葉から生まれる」
「今ある居場所で満足しない」
「コミュニケーションは失敗からはじまる」
「かなわない夢をもち続ける」
「相手を思いやることを品格という」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
それいゆ
22
私の人生は、ずっと逃げてばかりです。企業に就職しましたが、石油ショックの影響で会社の業績は悪化。7年後何とか逃げなくては、と一大決心をして教員採用試験を受けることにして、17時になれば即仕事を切り上げ、帰宅後は毎日22時まで受験対策勉強をした結果、採用となりました。でもそこは想定外のブラック職場。何とか逃げようと6年後出身県の採用試験を再び受験して、Uターンしました。会社員の頃は若かったこともあり気楽でしたが、逃げずに行動しなければ今の自分はなかったです。逃げることは恥ではなく重要な選択肢の一つです。2024/02/27
もちもちかめ
18
置かれた場所で咲きなさいの渡辺和子さんと同じくノートルダム清心女子中高の校長先生。謎のコネの?清廉潔白が売りの渡辺さんとは違い(それ以外は素晴らしいと思う)この人はちゃんと一介の教師から成り上がって校長になっていて、その処世術が具体的に描かれていて好感。役に立つ。キモは、人との距離を常に的確に図りなさい、だと受け取りました。それも具体的で、ゆっくり話すひとには自分もゆっくり話す、焦らず相手の言いたいことを全部話させ、じっと待つこと。(ツライ)早口で大声の人には自分も同じペースとトーンで話す、と。実践。2023/12/02
れい
11
【図書館】「置かれた場所で咲きなさい」の著者と同じ学校の校長先生。後任者ということらしい。置かれたところでそのまま耐え続けなくても大丈夫という、補完する内容になっているような気がしました。逃げれない人たちからすると「置かれた場所で」と限定されると退路が絶たれた感じがすると思う。上手に他者を頼ることの大切さ。言わないといけない事は言うことが誠実であること、意見が合わなくても譲れる部分は譲り時間を置くなど工夫することなど、そうだよねぇと思うことも多かったです。優しく対等な目線で語りかけてくださりました。2024/03/17
てくてく
5
ノートルダム清心の校長先生であり、パレスチナの女性を支援する会=NGOサラーム代表でもある著者。クリスチャンながら佛教大学の通信で宗教科の免許も取得している行動派。生徒などの若い人や著者と同年代の50代の人へのメッセージが反感を覚えることなく染み入るのは著者の行動力と率直さなどによるのだろうかと思った。2024/02/11
ぽつねん
4
ノートルダム清心の現校長による著作。ニーバーの祈りにまつわる章があることに惹かれて読了。読むと肩の力がいい感じに抜ける1冊でした。いわゆるHowto本に分類されるのでしょうが、押し付けがましさが無く、ただ共に在ってくれるような温かさが心地良かったです。明日がいつもより少し待ち遠しくなるような気がしてくる本。2023/12/16