新NISAとiDeCoで資産倍増 人生100年時代の新しいお金の増やし方

著者名：大江加代【著】

日経BP（2023/10発売）

• ISBN：9784296203444

内容説明

2024年に生まれ変わるNISAと、老後資金づくりに役立つiDeCo。
今すぐ実践できる両制度の最新の使い方や上手な組み合わせ方を、
「現役世代の資産形成」に長年携わってきたプロが徹底解説。
年齢別・職業別の活用法、投資信託＆株を選ぶポイントも分かる！

運用益が非課税で、資産形成の強い味方になるNISAとiDeCo。
NISAは2024年の制度リニューアルで、
生涯投資枠が最大1800万円と大幅に拡大。
非課税保有期間も無期限となり、使い勝手が大きく向上します。

iDeCoも掛け金の全額所得控除による節税メリットが大きく、
老後に向けた資産形成には欠かせません。
実はこちらも、公務員や一部の会社員にとって有利になる
拠出限度額のルール改正が2024年末に控えています。

これらの制度を利用するのとしないのとで、
10年後、20年後の資産が倍くらい違ってくることも十分にあり得ます。
資産運用を始めるのは40代からでも、50代からでも遅くありません。
新しいNISAとiDeCoを上手に活用し、長い将来に備えるためのお金、
つまり「老後資金」を効率よく増やしていきましょう。

そのための制度利用のポイントから、将来必要になるお金の知識、
実際に投資する際の投資信託や株式の銘柄の選び方、
年齢別や職業別のNISA＆iDeCoの活用法までを徹底解説します。

目次

【序章】NISA、iDeCoってそもそも何？
●NISA、iDeCoという「商品」は、ない
●NISA、iDeCoが出来た理由とは　ほか

【Capter1】老後資金づくりにおけるNISA、iDeCoの役割
●安心老後のための基本は収支の見える化
●老後にもらえるお金、使えるお金はいくらか　ほか

【Capter2】始める前に知っておくべきこと NISA編
●NISAという制度がなぜ生まれたのか
●2024年、NISAが大幅リニューアル　ほか

【Capter3】始める前に知っておくべきこと iDeCo編
●iDeCoに加入できるのはいつからいつまで？
●働き方によって異なるiDeCoの拠出限度額　ほか

【Capter4】投資信託＋株で資産を積み上げる
●投資をする上で欠かせないもの
●歴史に学ぶ投資信託との付き合い方　ほか

【Capter5】世代別のNISA＆iDeCo活用法
●NISAもiDeCoも若者だけのものではない
●50代以上にとってのNISAとiDeCo　ほか

【Capter6】こんな時どうする？ どうなる？ Q＆A
●利用の限度額は誰かがチェックして範囲内に収まるようにしてくれるの？
●契約先金融機関を変えることはできますか？　ほか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[ライアン]

目新しいことはほとんどなかったけれど新NISAの保有状況は国税庁が管理すること、iDeCoは転職の度に資料を提出しなかければいけないが、そういった事務手続きが軽減される動きであることなどわかって良かった

2023/12/14

[月と星]

★★★資産の受け取り方についても考えておく。５０、６０代でも始めるメリットがあった。

2025/06/07

[sugu]

積読になっていたところを読了。NISA、iDeCoとある程度詳しくなってはいたところだったので、より内容も理解できた。このタイミングで良かった。株式の銘柄も分散すると、リスク許容度があがる。何でも分散が大切だなぁと。

2025/02/11

[チャウ子]

わかりやすく読みやすかった。

2024/01/03

[taverna77]

内容的にはどこにでもありふれたもの。定年を迎えた著者がすべての年代に向けて優しい目線で書いているのが特徴。「こうしたほうがううまくいく可能性がありますよ」というアドヴァイス的に受け取るとうまくいく気がする。とにかく実践あるのみ。情報は取捨選択して自分がやれることをやれるだけやっていくしかない。この本を読んだ読者とみんなで頑張りたいです。

2023/12/04