内容説明
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光の表現、繊細な色使い……。
透明感のある女の子を水彩で描く方法を、
イラストレーターの優子鈴がわかりやすく解説!
透明水彩は初めてという方にもおすすめの1冊です。
Part1では、透明水彩絵の具の基本的な特徴、紙や筆の選び方など道具の基礎知識を、Part2では、水分量の調節方法、ぼかしやグラデーション、混色など、水彩イラストで押さえておきたい基本を学べます。
そしてPart3では、優子鈴の描き方を伝授。
作例《さいごの春》で使用する絵の具はオレンジと青の2色のみ。少ない色数でも濃淡のテクニックを学べば、バリエーション豊かな色彩表現が可能です。
作例《あと少し》ではぼかしやグラデーションを使い、目につきやすい広い部分は美しく、仕上がりに差がつく
細かい部分は丁寧に仕上げる練習をしましょう。
作例《おでかけ》では、淡い色彩で絵をまとめる方法や、花やリボンが目を引くヘアスタイルの描き方もご紹介します。
「色見本をつくろう」などのコラムや、巻末コーナーの「分離色で塗る」「和服を描く」「ミニイラストを描く」なども充実。水彩絵の具ならではの透明感のある表現を、ぜひ楽しんでみてください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えすてい
8
アナログで描く絵師も、線画はデジタルで描く人も少なくない。優子鈴もラフはデジタルと併用しているようだが、線画は水彩紙に鉛筆で下書きし、ミリペンで線入れしていき絵の具を塗っていく。イラストレーター=デジタルの時代に、ここまでアナログに拘っている絵師も珍しいし、イラストの入門かつ原点としてもっと評価されてもいいと思うのだが、著書を出しても(それが無名の出版社ではなくイラスト技法書ではメジャーな出版社であっても)何故書店やアニメショップですら初回入荷でこれほど乏しく入荷のない書店ばかりなのか、あまりに不思議だ。2023/09/27
えすてい
7
今年春に発売されたホビージャパン刊行の著者の初画集優子鈴 作品集&イラストメイキング 透明水彩で描く可憐な美少女 (ホビージャパンの技法書) https://bookmeter.com/books/20960090 が季節ごとの著者の作品の総覧なのに対し、本書はあまり絵の具の数を多用せずに少女を描いていく技法に注力した一冊。1例目はオレンジと青の2色だけで描く。背景の花やアクセサリーも少なめだが、そういった小物の描き方やポイントも押さえている。残念なのはやはり書店等に殆ど入荷していないこと。何故なのか?2023/09/26