内容説明
輝く星空を機械によって再現する──。そんな人類の夢をかなえる近代プラネタリウム第1号が、1923年10月、ドイツで生まれた。「宇宙への扉」をすべての人に開いたプラネタリウムの世紀、その知られざる物語とは? プラネタリウムの仕組みと歴史を第一人者がときあかす決定版
※本電子書籍は、紙書籍から本文の一部が未収録となっております。あらかじめご了承ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きみたけ
54
個人的にはとても満足しました。プラネタリウムの機械そのものに焦点を当てた異色の一冊。著者は明石市立天文科学館館長の井上毅氏。「天球儀」と「天体運行儀」の歴史、近代プラネタリウムが誕生したときの様子、世界に広がるプラネタリウム、日本におけるプラネタリウムの発展など記載。高校の時のクラブが理科研究部地学班で、文化祭で手作りプラネタリウムを使って星空案内したのは良い思い出です。本に出てきたおもしろナレーションの「星の兄さん」、琵琶湖のホテルに併設のプラネタリウムで聞いて大爆笑してました。また聞きたいな〜😆2023/12/22
学生
10
明石市立天文科学館はテレビ(NHK)に出る事が多いので有名な科学館なんだなあと思いながら読みました。 いつも和やかに接してくださる井上館長は、こんな事を頭の中で考えてるんだなあと理解出来ました。 知ってる名前がちらほら出てきた。2025/05/11
ときわ
7
プラネタリウム100年史って、近代プラネタリウムが出来て100年だから。100年しか経ってないことに驚いた。でも古代から天文学はあり天体運航を表現する機械を作ってきた。医学や時計も一緒になって。近代プラネタリウムを多くの人が考案しそれを提供しあって進化。戦争時は推し進めたりとん挫したり。ドイツのツァイス社が戦後東西に分けられソ連とアメリカが支配、でも東西統一後また合併できた事に感動した。日本でも多くの人たちが天文学とプラネタリウム普及に努力。星空を身近に見たいという希望を叶えるためだ。わくわくして読んだ。2023/11/24
元気伊勢子
6
プラネタリウムは、池袋のサンシャインシティに何年か前に行ったきり。また行ってみたくなった。メソポタミア文明、エジプト文明、ギリシャ、ローマ、大航海時代などと辿っていき、日本に。手塚治虫のエピソードが面白かった。ロマンも感じられる。2024/08/10
takao
3
ふむ2024/05/09
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