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内容説明
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『100万回生きたねこ』『おじさんのかさ』の佐野洋子が描く、「もみの木」の物語。
衝撃のクリスマスの物語が、大人の絵本にふさわしい、新しい装いになりました。
きれいな町に行って、クリスマスツリーになりたいと夢みる「もみの木」。
町の人がむかえに来てくれると信じていたのに、季節は過ぎていきます。
やがて、ほかのもみの木をのせた貨物列車が走っていったと知らされた「もみの木」は走り出して……。
一途に願った夢がやぶれた「もみの木」を迎えてくれたのは、森の仲間たちでした。
猛然と走り出す「もみの木」に小さい子どもたちは大よろこび。
大人たちは、心あたたまるラストにほっとしながらも、ほろ苦さをかみしめる、そんなどこにもないクリスマスの絵本です。
*本書は、1990年初版刊行『わたし クリスマスツリー』、2006年初版刊行『新装版 わたし クリスマスツリー』の仕様、デザインをかえたものです。佐野洋子の原画に、より忠実な色みになっています。
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感想・レビュー
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starbro
148
33年前の名作が新版として装いも新たに甦ったので読みました。この季節に相応しい素敵な絵本です。主人公がクリスマスツリーを夢見る樅ノ木と言うのが、新鮮でした🎄🎄🎄 https://cocreco.kodansha.co.jp/ehon/published_list/00003812822023/11/11
anne@灯れ松明の火
20
新着棚で。クリスマスツリーになることを夢見ていた もみの木。ある日とうとう待ちきれずに……。待ちきれなかった もみの木の行動にはビックリ! これぞ、絵本の世界♪ そして、その後の展開は、寂しさと温かさが入り混じっていた。敬老会クリスマスの候補。6:302023/12/03
遠い日
4
新版。どうしてもどうしても、クリスマスツリーになりたい雑木林のもみの木。きれいな町でクリスマスツリーになるという決心は揺らぎません。町の人がやってきて見つけてくれるのを心待ちにしていたのに、とうとう来なかったことを知った時、もみの木は自分から行動に出ました。追えば逃げる夢。森のみんながもみの木にしてくれたことは、町に行く以上の喜びでした。諦めない心は意外に大切なことかもしれません。2024/03/11
ロイヤルミルクティ
4
もみの木の行動力、すごいぞ!2024/01/08
紅生姜
4
今いるところが一番いいところと思えれば、幸せなんだけどね。私も遠くのきれいな街で着飾ることを憧れたりしたから、もみの木の気持ち、わかるよ。それでも、つる草やどんぐりで飾られたもみの木、ほんときれい。2021/09/02