イラストでわかる！ DXで変わる100の景色（池田書店）

著者名：森戸裕一

池田書店（2023/10発売）

• ISBN：9784262174846

内容説明

DXはよくデジタル化と混同されがちです。デジタル化はテクノロジーそのもののことですが、DXは社会全体にデジタル化が浸透したその先、私たちの生活や働き方が「変革」することを指します。そこで大事になってくるのが、目的から逆算してDXを推進することです。「自分たちの会社に、なぜこのIT機器やツールが必要なのか」をきちんと精査してから、ITツールなどを導入している企業はうまくいっています。一方、目的がはっきりしていない企業は、ITツールを導入すること自体が目的になり、システム会社にいわれるがまま、効果があるのかもわからないIT化を続けてしまうリスクがあります。本書では、各事例に「DXを推進した背景」と「DXの成果」の載せることで、何を「目的」としており、DX推進で何が「変革」されるのかを具体的に解説しています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Tomonori Yonezawa]

地元図書館▼2023.8/25 発行▼8章191頁、顧客体験が変わる、組織・文化が、情報共有・意思決定が、働き方が、従業員体験が、ビジネスモデルが、業務プロセスが、地域が▼DXでこうなるという妄想を見せてくれる本。現実にするには統一されたルールのもとでデジタル化する前段階があるが、組織・文化がそれを阻むし、そもそも現場にはスマホで内線を受信するのも覚束ない再雇用がいたりするので、やはり俺には妄想に思える。▼ザーッと読み流して読了。

2023/10/29