内容説明
祝・放送開始50年。スタッフとキャストの奮闘を描く、新事実満載のドキュメンタリー第7弾!
1973年、円谷プロは創立10周年を迎えた。代表・円谷一の急逝という悲劇を乗り越え、熊谷健、田口成光をはじめとするスタッフは新たなヒーローの創造に邁進した。4月6日にスタートした『ウルトラマンタロウ』は、小学館の学年誌と連携したファミリー路線をさらに推し進め、低年齢層を対象とする娯楽路線を徹底した。そしてフレッシュな青春スター・篠田三郎を主役に迎えることで、シリーズの集大成とも言える番組に成長していく。底抜けに明るい名作はいかにして生まれたのか。揺るぎない評価を得た著者による決定的ドキュメンタリー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kei-zu
24
「僕にもタロウのシナリオは書ける!」。サブタイトルをもじって、過去にはそんなことまで言われたこともある(朝日ソノラマの「ファン・コレ」)。 だが後日、仲間内の上映会で「怪獣の虫歯が痛い!」を見て、あまりの展開に「こりゃ書けないわ」と嘆息(良くも悪くも)。奇想天外なファンタジーこそがタロウの本質であることを、本書を読んで改めて確認した次第。 篠田三郎が声の出演もしていないのが気になっていたのですが、なるほど東光太郎の物語は最終回で完結したからなのですね。2023/11/04
緋莢
14
「タロウ ウルトラマン №6」(OPの歌詞より)1973年。円谷プロ10周年の年に誕生した「ウルトラマンタロウ」。 「それまで眉間に皺を寄せたようなものばあkり作って来ましたからね。『ウルトラマンタロウ』に関しては、 自由にやってもらおうという考えでした」(TBSプロデューサー:橋本洋二)、「ウルトラシリーズの視聴者は 明らかに低年齢化していたし、『ウルトラマンタロウ』は、最初から低年齢層を狙った企画でした」(脚本家:田口成光)(続く 2025/12/07
qoop
5
制作過程を検証し、製作陣の歓喜、苦悩、挫折といった強い想いを拾い集めたシリーズも七冊目。低年齢層をメインターゲットに据えてファミリードラマを徹底したタロウからは、前作までのような情動こそ伝わらない(というか、ない)が、そのぶん作品自体の特異性と、本作がシリーズの必然的な結実点だということに気付かされる。2023/10/02
おやぶたんぐ
3
「「ウルトラQ」の誕生」(ttps://bookmeter.com/reviews/71319186)、「「ウルトラマン」の飛翔」(ttps://bookmeter.com/reviews/71435089)、「「ウルトラセブン」の帰還」(ttps://bookmeter.com/reviews/71487544)に連なるシリーズの一冊。同時期、同時代の特撮物として、ジャンボーグAやファイヤーマン、アイアンキングの名も出てくる。特撮にどっぷりハマっていたのも、そこから遠ざかり始めたのも、この頃だったな…2023/11/27
スコットレック
3
ウルトラシリーズドキュメンタリー第7弾。待ち望んでいた。本書がこれまでのシリーズと違うのは主役の東光太郎を演じた篠田三郎さんのインタビューもふんだんに盛り込まれていること。これまでと違うといえば、スタッフの方の苦労話が今までのシリーズと比べて明らかに少ない。最初から決まっていた方向性が明確で、最後までブレる事がなかったのが大きいのだと思う。著者の方が最後に、スタッフの方も繰り返し述べているが、篠田三郎さんという俳優の魅力が番組にとって大きかったという意見に完全に同意。2023/09/22
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