ハルキ文庫<br> 男の背骨

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ハルキ文庫
男の背骨

  • ISBN:9784758436632

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内容説明

「小さいころに、親からしつけられた『わきまえ』は、親が没したあとでも身体の芯にしっかりと蓄えられている」(「背筋を張って、堂々と立つ」より)――「親父の形相」「身の丈を見失った現代人」「不便さのぜいたく」「安定を捨てて歩む険しい道」……など、人気時代小説作家が、愛情に満ちた辛口で、一期一会の出逢いを大切に、人生を豊かに稟と生きる指針を語る、四十八篇のエッセイを収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山崎ジョー吉@waii

1
直木賞作家の山本一力さんのエッセイ集。子供と話をする際は膝を曲げ目線を子供に合わせるのは当たり前の事だが、親子の場合は堂々と背筋を張って立っていてこそ「親子の対話」は成り立つ。つまり、親と子供は平等ではないからだ。これは社会においても同じ事が言えるかもしれない。この本からはいつの間にか当たり前になっている事が、実は誤りかもしれないという気付きが得られる。2012/12/26

mizuiro

1
前半が、ためいきと怒りが入り混じった渋い男のエッセイで、 後半は、対談した人とのエピソードでした。

亀之助

0
大人のわきまえや、薄れつつある躾け、無くした物が多過ぎる現代を嘆く。2012/12/22

tachi888

0
愛情に満ちた、小さい頃の出来事が、一期一会の出会いを大切にしている。48篇のエッセーは生きる指針となるかも・・。2012/07/17

まなぶ

0
B 教育論とか、人間関係とかのエッセイ。さらっと読めた。 JALUX岡崎社長、新町社長の話も出てきた。 一時期、日航商事の嘱託社員、その後、KNTで働いていたようだ。2012/06/16

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