ポプラ新書<br> 「お迎え」されて人は逝く 終末期医療と看取りのいま

個数:1
紙書籍版価格
¥858
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

ポプラ新書
「お迎え」されて人は逝く 終末期医療と看取りのいま

  • 著者名:奥野滋子【著】
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • ポプラ社(2023/10発売)
  • 寒さに負けない!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~2/15)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784591146309

ファイル: /

内容説明

死は、けして敗北ではありません。人生を、医療任せにしてはいけません。――「亡き母が手を握ってくれた」「夫と愛用車でドライブに行った」――これまで幻覚・せん妄として治療対象であった「お迎え」現象が、死生に向き合う貴重な過程として医療現場で注目されています。死を怖れ、痛みとたたかう患者に何ができるのか、緩和ケア医として2500人を看取った医師が終末期医療のあり方、死との向き合い方を問いかける。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

かっぱ

39
末期がん患者の元に現れる亡くなった家族。「お迎え」現象は非科学的かも知れないけれど、死に逝く本人にとっては、とても安心できることらしい。元気な時に見る幽霊は怖いが、死が間近に迫った時に見る幽霊には恐怖を感じないようだ。安心して死を受け入れることができるのならば、お迎えがあった方がよいと思えた。そして、残された家族はまだ体温があるうちにお別れの言葉をかけることで、しっかりとお別れができたという気持ちを持てる。そして最後に感じた故人のぬくもりが生きていく支えとなる。2015/12/27

梅ちゃん

21
2018.11.09奥野先生は緩和ケアに携わる中で経験上、末期の患者さんに「お迎え」現象というものが起きているのではと考えられている。今年の四月に、奥野先生を招いてお話を聴く計画がなされたのでその時に購入。買った本は図書館本におされてなかなか読めなかった。今月その講演会があるのであわてて読み終わった。死は不安で怖いものだが、近しい誰かがお迎えに来てくれるのなら安心やし、覚悟が決まるんじやないかな。私の場合、今やったら可愛がってくれた祖父に来てもらいたいなぁ。2018/11/09

Tomomi Yazaki

17
医師として、日々患者のお迎えを見ていて、その全てがせん妄とはとても思えない、そんな思いを綴った本です。一部の医師は全てせん妄として目を向けず、患者の死を、敗北としか見ていない。本人にとってはオカルトなどではなく、死の準備であり、家族と持つ大切な時。本書は2015年発行ですが、現在はコロナ禍のため、病院で亡くなる方は家族に看取られることはない。つまり一人で死んでゆくのです。せん妄でもいいからそのままにしてあげたい。お迎えがこないわけ、ないじゃないですか。本書を読み終える前に、くしくも母の訃報が、届きました。2022/07/19

柊子

17
一昨年、88歳で他界した母は、亡くなる半年ほど前から何度も昏睡状態になったが、幸いその都度生還した。覚醒すると必ず「呼ばれたから戻ってきた」と言っていたが、誰が呼び戻してくれたのかな。逝く2日前には意識混濁の最中に天井に向けて両手を差し伸べ、「早く…」と懇願していた。お迎えを望んでいたのだろう。母の目には誰が映っていたのか……たぶん祖母(母の母親)だろうと思っている。同居の義母は口癖のように「お迎えが来ない」と言う。誰か迎えに来てあげてよ~(鬼嫁)2018/12/03

rokoroko

10
介護の仕事してた頃、○○ちゃんが来た!と言うお年寄りがいた。一緒に遊んだお姉さんだと言う。家族に話すと「お迎えしてくれればよいのに」と言ってたがなかなかあちらに行かなかった。認知症のお年寄りの話が面白くて聞いていると叔父さんが来たり母親が自分が帰宅するとご飯作って待ってたりして楽しそう。一番楽しかった頃の事思い出して、新で行ければ良いけれど。そういう人の願望が「お迎え」って言うのかなと思う。この本の内容は良くある話だけど、実母の事考えると祖母が迎えに来てくれないかな。2018/12/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9767603
  • ご注意事項

最近チェックした商品