内容説明
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おかげさまで刊行10周年、累計92万部を突破した大人気シリーズの傑作選! 全国有料老人ホーム協会主催の「シルバー川柳」公募も20周年、これまでの入選作の中から選りすぐりの100句を掲載しました。時代が移り変わっても「シニアあるある」は変わらない!? 「見くびるな賞味期限は切れとらん」「聞くたびに話が違う若い頃」「足腰を鍛えりゃ徘徊おそれられ」など名句がたっぷり。プレゼントにも!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
100
全国有料老人ホーム協会主催のシルバー川柳も、2001年から20周年を迎えたそうです。その中からベストセレクション100句を選んだ傑作選。「金が要る息子の声だが電話切る」「遺言書「すべて妻に」と妻の文字」「インスタバエ新種の蝿かと孫に問い」「失言は家庭内でも命取り」「なぜ吠えるマスク姿の飼い主に」「アーンしてむかしラブラブいま介護」「その昔恐竜見たかと問う曾孫」「あの世ではお友達よと妻が言い」「来世も一緒になろうと犬に言い」「定年にエプロン貰い嫌な予感」「五十年かかって鍋と蓋が合う」さすがにいい句ばかり。2022/01/26
サンダーバード@怪しいグルメ探検隊・隊鳥
85
(2024-27)ランチに行った喫茶店にて。ベストセレクションというだけあってどれもクスリと笑わせる。「金がいる。息子の声だが、電話切る」「万歩計、半分以上が探し物」「お互いにボケかトボケか、気が付かず」「オレオレの、相手をしたいほどの暇」「ルンバさえ越えてる段に足とられ」果たして自分は20年後にこれを笑って読めるのか?★★★2024/02/18
じいじ
59
厳選100句には記憶に残ってる名句もありました。老夫婦で唸って、笑い転げました。◎「驚いた(惚)ホれると(惚)ボけるは 同じ文字。〈寸言〉これ、まさに名句です。◎「万歩計 歩数のびるが 距離のびず」〈寸言〉じいじは歩幅が半分になり、まさにこの通り。◎「延命は 不要と書いて 医者通い」〈寸言〉じいじもせっせと通っています。❤「九十を 過ぎても気にする 中国産」〈寸言〉ばあばは、まだ81ですが、少し高くても国産を買います。♠「アルバムに遺影用との付箋あり」〈寸言〉じいじは15年前に貼ってあります。2025/10/11
うさっち
20
【実家用】さすがベストセレクションだけあって、どれも面白い。「『出来たわよ』呼ばれて行ったら犬だった」「赤い糸 夫居ぬ間に そっと切る」など、ちょっと旦那さんがかわいそうになりつつも、クスッと笑えて楽しめました。2022/06/15
Makoto Yamamoto
18
記憶に残る名句もあり大いに楽しめました。 惚れると惚けるが同じ文字というのは初めて気が付き、驚いた次第。 この年で止めてどうする。。。も好きな句です。 また時を置いて見返したい作品です。 2025/10/19




