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内容説明
全国には、その土地に根づいた伝統食がある。それもまた守るべき和食だ。固定観念に捉われることなく、いくつもの和食に光を当てる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
breguet4194q
114
自ら食いしん坊だと思う方が、好きな食材のルーツを辿ろうするには、もってこいの一冊です。全国の和食を紹介しつつ、それぞれの歴史的な背景や経緯を書かれています。最後に、和食の未来はどうあるべきか主張してますが、地方の一次産業の衰退に警鐘をならしてます。読後にどう感じるか、どう考えるか。今後の読者の行動を期待して終わります。好きな物を好きな時に好きなだけ口にする姿勢を見直す。考えさせる一冊でした。2024/01/31
もえたく
16
2013年に和食がユネスコ無形文化遺産に登録されてから10年経過するが、地方の食材や食文化がどんどん消えていくことを危惧する著者が改めて、その和食の多様さを伝えてくれてます。東と西、都会と田舎、江戸と上方、日本海と太平洋、海と里都会山、武家と貴族と商人、様々な比較で学びに繋がりました。できれば写真が掲載されているともっとイメージが湧いたのですが、新書では難しいでしょうか。2023/10/31
Asakura Arata
7
東京で地方のものを食すより、やはりその地域に行って食ったほうが、うまいと思う。その地域の人と接することができるし、雰囲気も味わえる。東京で食っても一度店を出ると、雑踏が待っておりストレスかかるし。2024/01/07
蝶子
6
おもしろかった。おいしそうな話がいっぱいあって、口の中がじゅるじゅるした。最近セブンイレブンで和風だしポテトサラダというカップの惣菜が出てておいしかったのを思い出した。昆布だしもかつおだしも最高です。食文化について研究された先生なので、うまみ成分の化学記号はごくわずかで、料理や食材の歴史の話が多い。良くも悪くも若干エッセイっぽいのがとっつきやすくもありお説教されている感じもあり。私が住んでいる地域の話も出てきたので、わかるわかるーとなってよかった。2024/04/24
kamekichi29
4
日本のいろいろな時代、地域の食について紹介。最後は今後、和食を継承していくための提言も。2025/01/31
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