内容説明
断捨離を志す人で、近年とみに増えているのが、いわゆる「おひとりさま」。配偶者との死別や離婚、あるいは未婚のまま年齢を重ねてきた人が、人生の次のステージに向かう上で断捨離は最適の手段。断捨離を通して過去のめんどうくさい人間関係やそれにまつわるモノを脱皮するように清算・処分してきた人たちに取材を重ね、人生をリスタートすることの意味を探る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アオイトリ
17
断捨離、ハマってます。家族と共にあっても孤独感に苛まれている人はとても多い。なるほど。家族という関係が孕む依存と支配。うん、うん。家族に対して自分の期待を投げつけ合うのが大抵のこと。反省しかり。断捨離トレーナーのケーススタディはどれも読み応えがありました。捨てがたいものを捨てると大きく動き出す。自分の心変わりを認めて手放す。「人間は一生のうちに逢うべき人に必ず逢える。しかも一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に」森信三の言葉にも再会。真に自分を肯定できた時、目の前の現実が可能性に満ちていることに気づけそう。2024/04/22
umeko
14
断捨離を継続中。モチベーション維持と多少の行き詰まりもあり読んでみた。おひとり様ではないが、いずれはおひとり様になるだけに面白く読んだ。2024/06/17
MOE
6
BSテレビで、この方の番組を見た。ので、片付け意欲向上の為に今回はこの本を読んでみたが、んーちょっと違ってたかな?断捨離をして生まれ変わった、良い運が舞い込んできた…わかるけど、独りならでは効率よい断捨離本なのかと期待してた。結局は物は人それぞれ、想いも人それぞれ。自分に折り合いをつけて物を減らしていかないとダメなのかなと。まぁ、面倒くさいで後回しにせず、やれる所から少しずつでもやりましょうって事で。2024/05/21
Humbaba
2
新しい何かを手に入れようと思ったら、今持っているものを捨ててきれいな体になる必要がある。つい勿体ないと思って捨てずにいると、それによって本来得られたものが得られず、もっと勿体ないことになってしまうこともある。必要なものを捨ててはいけないが、捨てるべきものは身近にたくさんあるかもしれない。それを見直してみて、不要であれば捨てることで得られるものがきっとある。2024/08/28
しま
1
具体的なやり方というよりは、心構えとかの本。具体的な事例はあるものの……2025/08/13