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内容説明
「古典と歴史と人物の勉強。これなくして識見は生まれてこないが、現代人は、この最も大事な根幹を忘れて、あまりにもつまらぬ本を読み漁りすぎているのではないか」。雑誌『財界』の名物編集長として経営者から愛され、独立してからは陽明学者・安岡正篤師の説く東洋人物学を基本にしたリーダー論というジャンルを確立し、出す本はすべてベストセラーという売れっ子評論家だった著者だが、惜しくも50代半ばで急逝。しかし、彼の遺した著書は、いま読んでも新鮮、いやむしろ、いまだからこそ役に立つ箴言がちりばめられているといってよい。本書は、ビジネス社会を生き抜くリーダーに必要とされる資質を、古典の名句、歴史の教訓を例に引きながら明快に示した名著を新装版として復刻したもの。著者はいう。「出処進退ではとくに退が難しい。女々しい奴はいつまでもポストに恋々とするし、知慧があって男らしい奴は最盛期にさらりと退く」。さて現代はどうか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
折原紫乃(Shino Orihara)
2
座右の書
Kitamuu
1
著者の体験談、携わってきた人物のエピソードが満載に、詰まっている。古典が度々引用されるのは、歴史は繰り返す、過去の著作が今もなお生かすことが可能なことを示している。本書も自分が生まれる12年前に書かれているが、現在に活かせる、当てはまるものばかりであった。2018/12/26
Toshi KD
0
巷でよく聞く!?『帝王学』というこの言葉。 リーダーになるための素養とでも言えばいいのだろうか? リーダーになりたいかどうかは別として、 ダンディズムを身につけたいが為に手元に置いております。2013/08/14
wsk
0
文系が偉くなる時代が理解できた。貴族かな2023/12/03