内容説明
7回結婚した彼女が真実に愛する人は?
ハリウッド黄金期に活躍した大女優が人生の最期に明かした秘密と贖罪の物語
雑誌『ヴィヴァン』の新人記者モニークは、隠遁生活を送る往年の大女優エヴリン・ヒューゴの独占記事を任される。エヴリン自身がモニークを指名してきたというのだ。なぜ自分が選ばれたのか困惑しながらも、モニークは女優が住むマンハッタンの高級アパートメントに向かった。現在79歳のエヴリンはグラマーで優雅な女優として一時代を築き、七度に及ぶ結婚生活を送り、その波乱に満ちた伝記を執筆し死後出版するよう提案してきた。怪しみながらも同意したモニークは、悲痛の事実を知らされることに…
号泣必至と話題、全米ベストセラー小説!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ばう
53
★★★伝説の大女優エヴリンが雑誌の独占インタビューを受けるという。但し指名してきたのは無名のライター、モニーク。これまで謎に包まれた私生活をなぜ今明かすのか?そしてなぜモニークを指名してきたのか?739ページという中々の分厚さで内容はほぼ全てハリウッドのスキャンダラスな話なので「私は何を読まされてるのか?」と途中で止めそうになったりしたけれど雑誌記者のモニークとの関係を知りたいだけで最後まで読み、結果この内容にもう疲れてしまって(だって7回も結婚してるのよ!)今はとにかく「読み切った…」という感想のみ。2025/02/08
こばまり
49
ファッション誌の激賞コラムを目にし興味を持って。本当にありそうな女優一代記。ハリウッドバビロンを彷彿とさせ、730頁飽きずに読ませる。最近リタ・モレノのドキュメンタリーを観たせいか、つい彼女をイメージしてしまった。 2024/03/14
ちゅんさん
41
読みやすく読後感もよい。途中少し長いなと思うこともなくはなかったが最後まで読めてよかったと思う。ありきたりな感想になってしまうがこの本を多くの人に読んでほしい。エヴリンが望んだ今より少しでも安全で優しい世界になりますように。2025/02/11
ねむ
22
キューバ系移民として貧しい家庭に育ち、セクシー路線でアカデミー女優にまでのぼりつめたエヴリンが、いかにして7回も結婚することになったかを、晩年に新人ライターのモニークを前に語る一代記。エヴリンの自由奔放に見える生き方と、時代の裏に隠された真実、最後に明かされる聞き手との意外な接点。母のように後押しし人生をつかみ取れと励ましてくれるだけではない、その意図がわかってからのモニークの逡巡が真に迫っていてよい。賢く生きるためには正しく生きてばかりはいられない、ただしその落とし前はつけるという覚悟こそがザ・大女優。2024/01/25
夕つけ
10
めちゃくちゃ良かった。長い物語だけど、読み終えたあとに「良い出会いをしたな」ってしみじみ思える小説でした。 ところどころ日本語訳に不自然さは感じたけれど、それでも描写は鮮やかで、エヴリンとシーリアがワインボトルを回し飲みするシーンや、オスカー授賞式のスピーチ、エヴリンがモニークに向ける慈しみの眼差しなど、どのシーンもまるで映画、さすが大女優。何よりも、エヴリンという人物があまりに「生きてる」。彼女たちはこの世に存在せず、本を読んだ人の心の中にしかいないことが信じられずに悲しく感じるくらい魅力的だった。2025/11/29
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