オトトモジ<br> 今夜、死にたいきみは、明日を歌う

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オトトモジ
今夜、死にたいきみは、明日を歌う

  • 著者名:此見えこ【著】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 双葉社(2023/10発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 390pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575246902

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内容説明

累計16万部突破『きみが明日、この世界から~』シリーズ著者が描く新たなかたちの悲恋と感動。

「この教室でのわたしの存在感なんて、たぶん、壁に貼られたポスターぐらいなものだろう。ある日、それが別のものに代わっていたって、きっと誰も気づかない」
 家庭にも学校にも居場所がなく、生きることにしんどさを感じる高校生のあかり。
 ある時、クラスメイトの言葉で「どうしてもやりたいこと」が見つかり、存在を認められたと思ったものの――。
 あかりの“もうひとりのわたし”を中心に繰り広げられる、それぞれが何かしら苦悩を抱えた高校生たちの「好きだから、泣いてしまう」恋のストーリー。

小説×音楽――。
大手音楽配信サイト『レコチョク』とのコラボレーションプロジェクト!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

25
家庭にも学校にも居場所がなく、生きることにしんどさを感じる高校生あかり。ある時有賀が評価してくれたことをきっかけに動画投稿サイトで歌い始めて、のめり込んでゆくことから始まる連作青春小説。ひたむきに歌い続けて評価され始める歌と淡い思いの結末。早野月歩が好きになる人は、皆友人の西条を好きになってしまう複雑な関係。西条にとって月歩はかけがえのない存在なのに、なかなか伝わらないもどかしさ。そしてあかりの正体に気づいた音楽好きな丹羽との交流。切なくなる不器用な想いに寄り添う灯の音楽がとても優しくて素敵な物語でした。2023/11/03

彩灯尋

14
控えめな女の子が"歌ってみた"を投稿する流れは実際にありそう。そこから繰り広げられるストーリーは苦しいけれどさわやかで、読後感がとても気持ちよかった。透明人間のような自分の居場所を探していく青春ストーリー。ストーリーに関係している歌が聴ける音楽と小説の共同企画みたいなのがとっても好きなんだよな。エモすぎる。2024/10/22

とってぃー

7
歌い手の女子高生を中心とした、悩める高校生たちの群像劇。人間関係・恋の悩みと葛藤のリアルさに目を引き、どんどん物語にのめり込めました!どの章も好きだけど、その2人だったのか…と驚かされる最終章はとても感動してしまいました。歌い手の灯の歌唱に対しての登場人物達の受け止め方は、それぞれの性格や心理にマッチしているようでよかった。物語を読んでいれば登場人物のことは深まるが、さらに箔が高まったような感じ。また、ちょっとしたすれ違いや不幸がそれぞれの物語に影響をしあっている部分があるのも青春らしくて良き!2023/10/12

HISA

2
☆☆ティーンズにどうかと思って読んだけど、灯が自分に自信なくて、あまりにも一人ぼっちなのも分からないし、友達の好きな人を奪い続ける西条さんも、何も言えない月歩さんもあり得ない。そもそも他に友達いないのが変。最後は灯にわかり合える人が出来てよかった。2024/02/15

リース

2
最初の方しんどい話だったけど 後半はにやにや出来るし 最後はお前らもう付き合っちゃえよ! って感じでした タイトルに 死 が入ってますけどそんなに暗い話ではないです2023/12/13

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