内容説明
金にまみれた藩内の腐敗を糺そうとして殺された父。その仇である老中を斬った真十郎は、剣を捨て江戸を去る。全国を放浪しながら、追手をかわす真十郎だが、備後に至った時、思い詰めた表情の女刺客が現われ……。書き下ろしシリーズ第3弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やま
52
女御庭番と戦う月島真十郎の活躍の物語です。月島真十郎は、老中である父・大垣和泉守沖綱を殺した老中の本田豊後守信親(のぶちか)を討って江戸を旅立った。今度は、父・本田信親を殺された嫡男の親貞(ちかさだ)が、真十郎の首に千両の賞金を懸け、真十郎に刺客を送る。若年寄に出世した親貞は、真十郎を執拗に狙うが。本田信親と大垣沖綱を亡きものにしようとして謀った者が、親貞を狙っていた。その事実を知ったとき親貞は……。2024/09/09
読書好き・本屋好き堂
6
シリーズ第3弾。 ようやく4弾まで飛ばして読んだの追いつきました😆 やっぱり、順番で読まないとですね(笑) ついについにすべての決着が付く?! なんだか、切ないところもあったけど、良かった🥹 これからの真十郎の人生が楽しみ✨2025/03/13