内容説明
久米宏、初の書き下ろし自叙伝が待望の文庫化! メディアに生きた日々を色鮮やかにつづる。ラジオで頭角を現した新人時代、国民的番組「ザ・ベストテン」「ぴったし カン・カン」、報道を変えた革命的な番組「ニュースステーション」まですべてをつづる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Y2K☮
34
自分の場合、久米さんに関しては「ニュースステーション」のイメージのみ。子ども心にも軽いと感じ、スポーツコーナーと天気予報ばかり見ていたのを覚えている。でも本書を読むことで一連のスタイルを作り上げるまでの試行錯誤や細やかな気配りを知り、印象が動いた。フィリピン革命のニュースを動画で見たけど、あれに生放送で対応したのはお見事。ただ今の日本では、とにかく権力を批判するというやり方だとなかなか受け入れられない気がする。いいものはいいダメなものはダメと言えるメディアが求められている。その辺りをどう感じていたのかな。2026/03/16
五月雨みどり
13
成績が悪く記者志望が絶望的で冷やかし受験のTBSに奇跡的?に1967年入社。そこからの彼のキャリアは日本のエンタメ(報道までエンタメ化した)の歴史である。「土曜ワイドラジオTOKYO」「ぴったしカン・カン」「料理天国」「ザ・ベストテン」フリー後には「TVスクランブル」「がん戦争」「ニュースステーション」と、華やか(その陰には短期打切の番組も多々あったらしいが)。彼は単なる司会者ではなくプロデューサーであった。企画や方針はもちろん、衣装や映り方からセット・小道具まで研究し戦略を立て、マイクの前で喋り続けた。2025/01/30
Tomomi Yazaki
12
巻末の「簡単にまとめてみる」を読めば一瞬にして本書の内容がわかるという悪魔の誘いを振り切り読みました!ぴったしカンカン!懐かしいこの番組で彼が作ったホニャララって、今でも使われていますね。ザ・ベストテン!どんな若い歌手にも必ず敬語で接する気持ちのいい番組。順位の操作もないから、スタンバイしていた大物歌手が出なかったことも。横山やすしの言動にハラハラし通しだったTVスクランブル。そしてニュースステーション。最後の最後にビールで乾杯。そう彼は、みんなの心の中に今でも生きているんです。あ、ご存命でした。失礼。2025/09/26
funuu
11
久米宏は炎上を狙っていたそうだ。 反自民もマスメディアは権力の監視が仕事という信念からだった。 結果は商業左翼だった。 NHKのツマのつもりが権威になり 自民党の票削り番組として後藤田正晴や橋本龍太郎や河野一郎に敵視された。 ニュースステーションは18年続く、最後は限界がきた。 TBSには1,000倍の入社試験になぜ受かったが謎と言っている。 テレビ局も稼いだ。 やはり当時の採用者は採用する能力が高かった。 ピッタリシカンカンも懐かしい コント55号の番組と言っていた。2026/01/30
りょう
10
久米さんのご逝去が発表された翌日に購入。ぴったしカンカンからザ・ベストテン、TVスクランブルにニュースステーションと駆け抜けた久米さんが、如何にして長きに亘り時代の寵児となりえたのか。その詳細が語られた貴重な自叙伝でした。TV媒体が栄華を極め、もっとも活力があり、いかがわしく、ハレンチで、圧倒的な影響力を持っていたあの時代に、新たな男性キャスター像としての先駆者が久米さんだったということが改めてよく分かります。毀誉褒貶も激しかったであろうそのキャスター人生を、最後まで貫き通した真っ直ぐな生き様でしたね。2026/03/16
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