内容説明
人気バンド・ASIAN KUNG-FU GENERATIONのボーカルの著者は、音楽家として社会の問題に向き合い続けている。その思い、音楽を届ける喜び・苦悩、日常の出来事、心に残った言葉、生前交流のあった坂本龍一氏のことなどを、研ぎ澄まされた感覚でつづった一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
いるか
6
アジカンのゴッチによる新聞のコラム。ゴッチの鋭い指摘に毎回新たな気づきをもらっていた。そのコラムを分類してまとめて章立てしたものを読むと、私たちの社会の中で起こる様々な問題に対する、ゴッチの一貫した真摯な態度がビリビリ伝わってくる。「震災の章」では、静岡県藤枝市に誰でも使えるスタジオ施設を作ろうと奔走するゴッチの原点はここにあったのかと思った。自分の言葉で語り、より良い社会へ向けて奮闘するゴッチ。本当にかっこいい!2024/10/11
しい太
6
同年代だから当然といえば当然だがネット歴なんかもほぼ同じなので、20年以上前、web日記でファンとまあまあ喧嘩していた時代から知っている。種々の出来事を経ての変化を隠さず、そして恐れない姿を単純にカッコよく思う。今現在の彼が自分の考えを丁寧にまとめてSNSとは異なる場所に残し続けていることが大変ありがたい。賛同者に覆い囲われて極言吐きになる表現者ばかりではない、と知れるだけで勇気が湧く。自分の音楽を知らない親世代に褒められてちょっと困惑している風なのが面白かった。2024/01/30
千分の一利休
5
ゴッチが朝日新聞で書いてるコラムを抜粋した単行本。めちゃくちゃ平たく言えば「優しさ」とか「思いやり」なんだろうけど、他者や社会に対する想像力があるって、こういうことなんだろうなあと改めて思った。時期的には「生者のマーチ」の辺りからのものだけど(この曲がとても好き)、アジカンの曲に対する解像度が少し上がる一冊。2024/01/26
うさぎや
5
ゴッチによる朝日新聞連載コラムの書籍化。短いながらもいろいろと考えさせられる力がある。2024/01/02
Asakura Arata
5
あとがきで書いているように、少しかしこまりすぎた文が多い。この文が掲載されている新聞の一面にあるコラムみたい。しかし、両者の決定的違いは、実行が伴うかどうか。2023/12/14
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