生成AIの法的リスクと対策

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生成AIの法的リスクと対策

  • ISBN:9784296203413

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内容説明

★生成AIの問題は著作権侵害だけではない
★法的リスクの全貌と対策が分かる1冊!

 ChatGPTなどの生成AIには、多くの法的リスクがあります。ライバルに先んじて開発・業務利用・ビジネス活用したくても、法律の知識がなければ怖くて提案すらできないでしょう。新しいテクノロジーなだけに判断基準が確定していないこともありますが、リスクは、確実に、そこにあります。

 リスクとしてよく話題に上がるのは「著作権侵害」ですが、実はそれだけではありません。多くのビジネスパーソンが気づいていない法的リスクがほかにもあります。「著作権侵害」のほか、「秘密情報の漏洩」「ハルシネーション」「人格的権利・利益の侵害」「個人情報保護法違反」「バイアスによる差別」「フェイクニュースの拡散とマルウェア作成などの不適切利用」などです。同じ法的リスクでも、生成AIの開発側とユーザー側では観点が異なりますので、本書は両方の観点から解説します。

 本書をお読みいただければ、生成AIに関する世界の法的なトレンドはどうなっていて、現時点では国内のどの法律にどのように抵触する可能性があり、法的リスクを回避するために今できることは何か――そうしたことが体系だって理解できます。

 法律の専門家がビジネスパーソン向けに分かりやすく解説しており、「生成AIを使いたい・開発したい」と考えるビジネスパーソン必携の書です。

目次

第1章 【概要】生成AIとその法的リスク
・生成AIの概要
・生成AIに関する国内外の規制の動向 ほか

第2章 【基本編】AI開発・学習段階の法的リスクと対策
・AI開発・学習段階の法的リスクはどこにあるか?
・著作権に関する法的リスクと対策
・著作物権以外の知的財産権に関するデータの法的リスクと対策 ほか

第3章 【基本編】生成・利用段階の法的リスクと対策
・生成・利用段階の法的リスクはどこにあるか?
・著作権に関する法的リスクと対策
・著作物権以外の知的財産権に関する法的リスクと対策 ほか

第4章 【応用編】生成AIシステム開発における法的注意点
・生成AIの作成を外部に委託する際の注意点
・生成AIシステム開発の注意点1「開発方式・契約形態」
・生成AIシステム開発の注意点2「学習用データセット」 ほか

第5章 【応用編】AI提供者等の法的リスク
・生成AIを提供する側が問われる責任
・契約当事者間における民事責任 ほか

第6章 【応用編】生成AI社内ガイドラインと利用規約のチェックポイント

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tsk

1
当たり前だが、法律の本なのでやたら詳しい。結果、真面目に読むと机に沈むことになる。実際沈んだ。 一通り目を通した結論から言うと、まず1章を読んで、次に巻末にある要点整理QAを読もう。これでほぼ足りる。その後に、詳しく必要な内容が出てきたら、2〜6章を読もう。2023/12/03

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