内容説明
人気作家・柚月裕子ができるまで――。文庫オリジナル、エッセイ集。
2008年のデビューから2023年現在までの15年間の軌跡を辿る。温かな言葉で綴られた、笑いと涙あふれるエッセイ集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
169
柚月作品は大大大好き。作家生活15周年の初エッセイ集と来たら読まずにいられない(読友さんありがとう)真面目な方なんだ!というのが一番先に感じたこと。『仁義なき戦い』からの『孤狼の血』ってのがしっくりきた(笑)柚月さんの中にあの震災が色濃く占められているのも宜なるかな・・(たしか実母は癌で亡くされていて、既に再婚されていた両親を震災で・・)あの日を境にというのは誰しもあるかもしれないが、もう会うことが叶わないというのは切ない。「面白かった」という準備は出来ている私なので、これからも期待してしまう。2023/11/30
KAZOO
148
この筆者さんの作品はほとんど読んできています(上水流涼子シリーズのみ未読)。初めてのエッセイということですが、幼少のころからの思い出やご両親(宮古で東日本大震災で亡くなられています)のこと、読書の感想などが肩ひじ張らずに書かれています。また写真も趣味でご自分で撮られた作品もいくつか収められています。読書の感想での北重人さんの「汐の名残り」を読んでみたくなりました。2024/06/15
あすなろ@no book, no life.
133
なんと柚月氏デビュー15年にして初のエッセイ集。愉しみに一気読み。 柚月氏の選ぶ作品テーマやそのナイフで断ち切った様な硬筆な筆致は何故産まれるのかを自ら少し解きほぐしてくれる一冊だったのである。その中身はここでは書くまい。ファンならではの大きな愉しみなので。あとがきに書かれているのは、個が好きであり、闘ってもがき喘ぎ、泣きながら懸命に前に進もうとする個が好きなのだ、とある。なるほどなと思う。そして、いつかは東日本大震災についても涙を乗り越えお書き頂きたいとも思う。ファンには必須の一冊。2024/05/19
のり
104
高田郁・宮下奈都・今村翔吾、そして柚月裕子でエッセイ集は4冊目になった。作家15年とは意外にもデビューはそんなに早くはなかった。しかし幼少の頃から本を手にする機会に恵まれ、好きが作家にまで上りつめた。下地はきっとあったのだろう。しかし、東日本大震災で家族を失った。その失意ははかり知れない事だったろう。それでも彼女は次々と良書を書き続けてくれた。これからの活躍にも期待する。2024/02/27
mike
92
柚月さんが、慣れ親しんだ美しい自然の風景や、母と触れ合った日々の想い出、自分が歩んで来た道に思いを馳せながら綴った優しくて温かい15年間のエッセイ。山形と本と猫への溢れんばかりの愛がいっぱい。「孤狼」や「盤上」といった名作の誕生秘話はとても興味深い。三陸で生まれた彼女はあの津波でご両親を亡くされているそうだ。最後まで読むと、このタイトルに込められた想いが強く伝わって来る。柚月裕子という一人の女性を私は増々好きになった。2024/03/15
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