日経ビジネス人文庫<br> 「こころ」がわかる哲学

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日経ビジネス人文庫
「こころ」がわかる哲学

  • 著者名:岡本裕一朗【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 日経BP(2023/10発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784296117833

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内容説明

「こころ」の不思議、不思議な「こころ」……
あなたのモヤモヤ、哲人たちと考えます。

ベストセラー『いま世界の哲学者が考えていること』著者の最新刊。
文庫書き下ろし。

AIも「こころ」を持つのか。
人と人はわかり合えるのか。
なぜ嫉妬するのか。
知能の差は生まれつきか。
善悪は世界共通の感情か。

……プラトンから現代の哲学者まで、
さらには最先端の脳科学の「知」を用いて、
「こころ」の謎を解き明かします。

目次

●はじめに:「こころ」のマジカル・ミステリー・ツアーへようこそ!
●第1部「こころ」の不思議、不思議な「こころ」
・第1章 そもそも「こころ」は存在するのか
・第2章  人間だけが「こころ」をもつか
・第3章  人間に「こころ」はいくつあるか
・第4章  悲しいから泣くのか、泣くから悲しいのか?
●第2部 見えない「こころ」を、みることができるのか
・第5章  肉体が滅んでも、「こころ」は生き続けるのか
・第6章 「こころ」は肉体に表われるか
・第7章  脳やDNAを見れば「こころ」が分かるか
・第8章 「こころ」は場所や時代によって異なるか
●第3部 「こころ」はなぜ厄介なのか
・第9章 「こころ」は感情を中心に回っている
・第10章 「こころ」はタブラ・ラサ(白紙状態)か
・第11章 「こころ」は分かり合えるのか
・第12章 「こころ」は嫉妬と模倣と支配に満ちている?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mim42

16
プラトンからダマシオまで、「こころ」に関する比較的新しい哲学的議論の紹介。普段哲学に親しみを持っていない人でもスッと入ってくるよう読みやすく書かれている。また、多数の有名な仮説や理論が、とても平易に説明されており、多くのことをサクッと知りたい人向けと言える。あるいはここを切り口に、汎用的な人工知能、ないし「強い」人工知能の方へ踏み込むこともできたり。2024/02/05

だいご

2
改めて「こころ」について考えてみると説明が難しいことがいっぱいある。「心はどこにあるのか」から出発し、「心を見ることはできるか」「AIは心を持つことができるのか」など疑問は多岐にわたる。古来から様々な哲学者が議論してきたものの正解は見つからない。でもこうしていろいろ考えられることが「こころ」のおもしろさなのかもしれない。2024/10/12

Musigny

1
こころってなんだろうって思いタイトル買い。こころがあまりにも身近であまりにも当たり前に存在しているけど、実際なんなのかよくわからない(時間もしかり)結局よくわからない、けれど探究してみる事に価値があるのかも知れない。2024/08/18

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