内容説明
イタリア中部、トスカーナ州の州都フィレンツェ。
古い街並みが残り、魅力的なこの街の素顔や、日々の暮らしなどを、202の写真とエッセイでご紹介します。フィレンツェに20年以上暮らすふたりが、ていねいに執筆、撮影しました。
街角の風景、祝祭日にまつわる行事、季節の花々、旬の食材や郷土菓子――。四季折々の様子を中心に、フィレンツェ、トスカーナ州の日常をお伝えします。
ぜひ訪れてほしいスポットや、あまり知られていないけれどおすすめのスポット、地元客が集まるお店なども取り上げています。
さらに、イタリアの何気ない日常についても触れています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ななこ
4
イタリアにはサマータイム制があること。イタリアの家はオートロックであること。ズッキーニの花をフライにして食べること。メディチ家は380年も続いたこと。ドゥオーモやヴェッキオ宮殿などの象徴的な建物について。フィレンツェやトスカーナ州、引いてはイタリア全体について、この本を読んで初めて知ったことがたくさん。人々の生活や文化が垣間見えて楽しい。またページをめくるごとに綺麗な写真が目に入ってきて幸せ。憧れがふくらむ。2023/10/08
Lucy_0828
2
コロナ禍を経て街は多くの変化を強いられていようが、長い長い歳月で様々な災禍を潜り抜け且つなお美しい街フィレンツェの歳時記。憧れ募る本2023/10/16
なえん
1
フィレンツェに行ったのは何十年も前の一度きり。 この先も行く予定はないけれど、写真付きのこの本をよんでいるとワクワクしてくる!2024/03/23
tomatona
1
奥村さんのブログは昔から大好き!でも、本は装丁がイマイチだったり、少し読みにくかったりであまり感心しなかったのですが、この本はとてもいい!きれいな写真に奥村さんの素朴な文章。読み終えてしまって残念だったなぁ~。2024/01/05
ニケ
0
今流行りの写真とコラムで1ページひとつの本。 四季の章に分かれている。取り上げられている主題が地味?マニアックすぎて萌えない。2024/01/04