内容説明
私たちの身の回りにある「自然」とはなんだろうか――。科学としての生物学・生態学=エコロジーの基本から説き起こし、適応と競争をキーワードに進化論とつながりのバランスを解説し、現代生態学の立場から自然を捉えなおす。コウノトリ野生復帰プロジェクトに取り組む著者が、生物多様性の保全、健全な生態系の維持という喫緊の課題を視野に入れつつ、エコロジカルな視点から自然と人間、地域のあるべき姿を提示する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハチアカデミー
10
どのような時間的・空間的スケールで見るのかによって、自然の姿は変わる。里山は、長い時間をかけてひとが手を入れてきたものであるし、かつて人工的に植林された団地は現在緑あふれる景観をつくっている。では、その前提にたったときに自然をどのように捉え直せばよいかを探る。川をせき止めため池を作ることと、巨大なダムを造ることの差異は、その規模と影響力の違い。目の前の利益だけで自然に手をいれるのではなく、もっと時間的な影響、環境への影響を考えるべき。つまりは、自然に対する想像力を持つこと、自然を読む目を養うことが必要。2014/03/24
坂口衣美(エミ)
3
予想以上に難しかった。鳥の縄張りについての話では、必死に鳴きまくるオスが想像できて笑ってしまった。2014/09/26
takao
1
ふむ2018/01/24
firebaggio
0
地球が作り出している大地の上で繰り広げられる、変異と適応と競争によるつながりとバランスの科学(生態学)によって自然を捉えなおす。2014/08/26
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