小学館新書<br> 将棋カメラマン ~大山康晴から藤井聡太まで「名棋士の素顔」~(小学館新書)

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小学館新書
将棋カメラマン ~大山康晴から藤井聡太まで「名棋士の素顔」~(小学館新書)

  • 著者名:弦巻勝【著・撮】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 小学館(2023/10発売)
  • 蝉しぐれそそぐ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~8/3)
  • ポイント 300pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784098254590

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内容説明

将棋界50年の秘蔵写真・秘話が満載。

いまでこそ藤井聡太ブームによってオープンな印象を与えるが、50年前の将棋界は伝統と格式を重んじる“閉鎖的な世界”だった。

そんな将棋界の魅力に惹かれた筆者は、棋士たちの懐に飛び込むスタイルで信頼を得て、棋士のプライベートにも密着。鋭い眼光で勝負に臨む姿だけでなく、名棋士たちの「生き様」を写真に収めてきた。

大山康晴、中原誠、米長邦雄ら伝説の棋士、天才と呼ばれた谷川浩司や羽生善治、そして今秋には史上初の「八冠」に手が届くと目される藤井聡太──。彼らの貴重な写真と弦巻氏だけが知る秘話は「将棋界の貴重な記録」でもある。

2023年夏に将棋連盟の新会長に就任した羽生善治氏との特別対談も収録。

※この作品はカラーが含まれます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Sam

55
将棋カメラマン歴50年の著者による貴重な写真やエピソードの数々が収められている。古いファンにはたまらなく懐かしい一冊だが、若いファンにとってもいまの将棋界や棋士がいかに変容してきたかがよくわかって興味深く読めるのでは。と、偉そうに書きつつ、自分も将棋界の来し方・行く末について改めて思いを巡らせてみたのだった。2023/11/12

けぴ

47
大山康晴、中原誠、米長邦雄、谷川浩司、羽生善治、藤井聡太。将棋界のスター達を半世紀に渡って撮り続けた筆者の実況中継の一冊。多くの棋士と飲み友達、麻雀仲間であったため、プライベート感溢れる写真も多数。羽生善治が優勝、森内俊之が三位となった小学生将棋名人戦の写真も貴重。見応え読み応えありました!2025/02/04

R

36
将棋カメラマンである著者が見てきた将棋世界の思い出語り。タイトルの通り、大山大名人から藤井先生まで撮り続けているのだが、タナトラ先生や、桐山先生の若い頃の写真なんかも載っていて大変よかった。特に仲が良かったのが米長先生だったそうで、その逸話の数々も面白かったが、升田先生の迫力について、文章と写真両方から伺える内容も興味深かった。撮影された数々の写真が、やがて寄贈されるとのことで、いつか一堂に会して見られる日を楽しみにしたい。2023/12/21

akihiko810/アカウント移行中

27
50年近く将棋を撮り続けたカメラマンの回想録。印象度A  昭和の将棋界は、やはり今と違って「アングラな匂い」があって面白かったのだなぁ(当事者でなければ)、と思った。大山、升田といった超大御所の話。米長、中原の話も面白かった。「突撃不倫」でいまや名を地に堕とした中原だが、同業者の悪口は絶対言わなかった、ということを初めて知った。自業自得とはいえ、中原の評価が(実績に比して)低いのは、もったいないと思った。他、著者と親交のあった作家の渡辺淳一、団鬼六の話など2024/12/26

緋莢

14
図書館本。中平邦彦『棋士・その世界』という本を読んだのをきっかけに、将棋の世界に興味を持ち、棋士を撮影するようになったカメラマンである著者。半世紀近くにわたり撮影してきた写真、棋士とのエピソードを書いた本。自分は、写真のどこが良いと語れるような知識、言葉はありませんが 冒頭に30ページ近く掲載されている写真は、どれもひきつけられるものがあります。煙草片手に将棋を指す飯野健二(女流棋士・飯野愛の父親)がカッコいいです(続く 2024/06/15

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