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内容説明
団塊の世代のすべてが後期高齢者となるのが2025年。「大介護時代」はもう始まっています。多くの人が働きながら介護をすることになるなら、必要なのは「休みやすい職場環境」より、むしろ「仕事を休まずに介護をこなすための知識」です。
介護は突然やってきます。そのときになって慌てて無駄に負担を抱えこまないために、親に介護が必要となる前から準備できることは？ 「働く」と「介護」を両立させるために誤解してはいけないこととは？ 20年間以上介護と仕事の両立を支援してきた東大卒の介護福祉士、木場猛が詳しく解説します。
目次
はじめに 介護の始まり
第1章 介護と仕事の両立
１ あなたの介護リテラシーをチェック
２ 仕事と介護の両立のために ～なぜ仕事を辞めてはいけないのか？～
第2章 これだけは押さえたい「働く×介護の両立」基礎知識
１ 介護にとって最も重要なこと
２ 在宅か施設か？ 介護サービスの知識 ほか
第3章 「健康寿命」を延ばすには？
１ 老いのメカニズムを知る
２ 健康寿命を延ばす「食」 ほか
第4章 ケーススタディ
ケース１ 離れて暮らす親の介護 カギはチームづくり
ケース２ 3人の介護をフルタイムで働きながら！ カギは各種サービスの利用
ケース３ 「認知症は怖くない」最初にこじらせた私だから言える
ケース４ 遠距離だから冷静に 「親不孝介護」成功のポイント
第5章 介護でぶつかる５つの壁
１ 家族の壁 親子・きょうだい関係をこじらせないために
２ お金の壁 いざというとき使えない？ 認知症とお金の問題 ほか
おわりに
大介護時代がやってきた！ なぜ今、仕事と介護の両立について考える必要があるのか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はとむぎ
13
流し読み。これから経営課題になる大事な課題。知識を入れて備えよう。2024/03/24
Tenouji
13
この手の内容の本が増えているのか。老いに対しては、問題に直面する人が増えてきているのと（自分も含めて）、社会的にシステマティックに対応できるようになってきたからなのかな。老いの問題が、当人にとって非常に個人的な面と、社会的な面の二面性があることだとあらためて認識した。2023/11/08
pen
2
ひとつひとつが大きなテーマだけど、いろんなことが関係しあっていることをきれいに整理してくれている。全体像が頭に入りやすい。いろんな経験者の話が盛り込まれているのも、勇気づけられる2023/12/12
