新潮文庫nex<br> 雑草姫のレストラン(新潮文庫nex)

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新潮文庫nex
雑草姫のレストラン(新潮文庫nex)

  • 著者名:賀十つばさ【著】
  • 価格 ¥649(本体¥590)
  • 新潮社(2023/10発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101802749

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内容説明

八ヶ岳のふもとにある道の駅で働く茂花(もか)は、有名レストランのシェフだった姉の夕花(ゆうか)とともに東京から移住してきた。自然豊かな山では、山菜だけでなく雑草までもが美味な素材。ウドの天ぷら、タンポポのピッツァ、レンゲソウのグラタン、よもぎアイス……姉妹は出会った人々においしい草花料理をふるまい、自らもまた癒されていく。踏まれ強い雑草女子と愉快な仲間たちの幸せグルメ小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ツン

72
それまでの話も良かったけど、特にエピローグが良かった!そういう終わり方が好き。2023/11/22

むつこ

29
都会からやってきた美人姉妹、姉は料理人で心身の回復をするためにほぼ引きこもり、妹は惚れっぽい性格で道の駅で働く。この頃よく聞く「駅長さん」、道の駅だもの店長ではなく駅長だよね。雑草を使った料理たち、よく見かける雑草に「これはムリだわ・・・」と、よっぽどでなければ試してみようとおもわなかった。2024/02/12

よっち

28
有名レストランのシェフだった姉の夕花とともに東京から移住してきた茂花。今は八ヶ岳のふもとにある道の駅で働く彼女が様々な人たちと出会う、踏まれ強い雑草女子と愉快な仲間たちの幸せグルメ小説。茂花が出会った車に寝泊まりする元医者の隈や、買い物を配達した岩井といったワケアリの男たち。近くに住む大叔父が連れてきた彼らとともに、姉の夕花が調理する自然豊かな山で採れた美味しい草花料理を食べながら、それぞれの事情や背景をお互いに知ってゆく展開で、過去とも向き合い乗り越えて新たな道を見出した彼女たちを応援したくなりました。2023/10/28

akiᵕ̈

27
男性絡みで心に傷を抱える姉妹が、子供の頃家族で訪れていた〈山のお家〉に移住し暮らし始めた。姉の夕花は婚約者が亡くなり心の病にかかりこもりがち、妹の茂花はダメンズに振り回されて逃げられたが、元気が取り柄。そんな2人に寄り添ってくれるのは大叔父の口は悪いが大らかな伍郎。山のお家の周りは雑草がたくさん!たんぽぽ、ぺんぺん草、野いちご、はこべ、ウド、クローバーなど、元有名店の支配人をしていた夕花が手をかければ素敵なメイン料理に。それぞれに新たな恋も始まり、二人が未来を託し開くレストランは希望に溢れている。2025/03/21

荒川叶

25
そこら辺に生えてる何気ない雑草も工夫次第で美味しく食べるようにまでなる。 雑草と一括りにされるけど名前があって、特徴もある。ちゃんと向き合えば見え方は変わる。 人も一緒だなと感じる 2024/09/02

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