真田の具足師

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真田の具足師

  • 著者名:武川佑
  • 価格 ¥1,899(本体¥1,727)
  • PHP研究所(2023/09発売)
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  • ISBN:9784569855639

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内容説明

「武士を生かすも殺すも、わしらの腕一本や」――こう言い放つ気概ある具足師たちが、真田信繁を日の本一の兵(つわもの)にした! 本作の主人公・岩井与左衛門は、南都奈良の具足師(甲冑師)の家に生まれ、修業を積んでいたが、あるとき「ズクを打った」(不良品を作った)と言われ、勘当される。その才能を惜しみ、目をつけたのが徳川家康。徳川軍が信濃の国衆・真田との戦いに惨敗した理由は、真田兵が身に着けている「不死身(しなず)の具足」にあり、と考えた家康は、与左衛門に真田潜入を命じる。甲賀の忍びの女と夫婦を装い、真田の本拠地・上田に入った与左衛門だったが、そこで思いがけない光景を目にする。赤備えをつくった具足師たちの命がけの闘いを描いた、戦国エンタテインメント。真田vs徳川のもう一つの死闘に、手に汗握る傑作長編小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Die-Go

56
図書館本。なぜか真田の兵は死なぬ。その秘密を探るために送られた具足屋。その流転の運命を描く。読みやすく、中身も濃い。★★★★☆2024/02/02

ともくん

37
不死身の真田兵。 その秘義は、具足にあった。 徳川家康は、真田の具足の秘密を暴くため、間者を送り込む。 それが奈良の具足師、岩井与左衛門。 十余年、真田家で具足を作り続けた。 次第に、真田家の中心へと入り込む。 ただの具足師だった男の運命や如何に。2024/01/18

Atsushi Kobayashi

26
具足もネタになるんだ!というのがまずは驚きでした。 大枠の流れはふーん、ということで、良い感じです。 ただ、文章の部分が微妙について行くのが厳しくって、この台詞は誰がはなしているのか、って読み返すことがおおかったです。2023/10/26

モーモー

22
真田にある不死身の具足を探すため、真田家に潜入する岩井与左衛門。真田家にはもう1人の源三郎として、織田家4男が具足を作成。 真田に惹かれ読んでみたが、具足という今までにない切り口で読めました2024/03/15

えつ

17
歴史や時代小説、真田関連は目についたら手に取るようにしているのだけど、具足は気にしたことなかったな。すごい着眼点だよね。真田vs徳川の死闘の裏にある職人たちの矜持…胸アツすぎましたわ。具足師、すごい。武将を支えて戦ってた。『塞王の楯』思い出した。あと、出てくたお城はほとんど行ったことがあるお城でテンションあがった…!!!最高でしたー。真田vs徳川は色んな人によって描かれていると思うけど、まだまだ違った角度から楽しめそう。2023/11/21

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