内容説明
気象学は、物理、数学、化学、統計などを駆使しながら、雲や雨の発生を読み解き、予測する・・・複数の学問知を導入した知的な面白さに満ちた学問である。本書は人気雲研究者が「雲愛」に貫かれた視点から、空、雲、天気についてのはなしや、気象学という学問の面白さを紹介!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リットン
7
いろいろな気象現象の仕組みを説明してくれていて、知らない世界だなぁ、、という感じ。こっちから、あっちに風が吹いて、上昇気流が起きて〜〜〜とか、イメージが難しくてちゃんと理解しきれなかった。。(そこまで丁寧に読んでいられなかった)。虹の見方の話なんかは身近で面白かった。昔実家の庭でホースで水撒きして虹ができたのも、太陽と反対側で雨が降ってるのと同じ仕組みか!って思った。最近は秋晴れで天気がいいし、タイトルの通り空が、雲が見たくなる本だった。2023/11/21
チサエ
6
お迎えしてから少しずつ読んでました。空のことがいろいろ分かるようになると、見上げるのも楽しいもので。荒木先生のご本は今まで何冊も読んできたけれど、今回のご本はちょっとした豆知識からこれまでの総括的な情報、また 天気予報の裏側的なこと等々、気象のことを幅広く網羅していて、とてもよい。読み終えてまず窓から空を見ました。快晴、あたたかい、風強し。ちなみにこれ馴染みの本屋さんで運命的に巡り会えたサイン本です( *ˊꇴˋ)エヘッ2023/12/07
酩酊石打刑
4
海や山に住む老人が、空を見て天気の変化を読み取るのって、なんだかすてきだ。そんなことできはしないが空を見るのは好きだ。初夏の頃散歩しながらもくもくとした雲をみてたり、花見の頃桜を楽しながら雲をみているとどんどん形が変わる。夕方散歩していて夕日にカメラを向けるのだが、もっと空の開けたところでと思っていると色はどんどんと変わっていき、いつの間にか暗くなってしまう。空は自然の展覧会だ。この本はそんな楽しみを広げてくれた。でもまあ、専門的な知識はこのような本に任せて、太陽と水と気圧と水蒸気の戯れを楽しみたい。2023/12/03
merci
3
☆☆☆☆荒木さんの本はほぼ読んでいるが、より丁寧にわかりやすく天気のことを説明してくれている。2023/11/15
Wabisuke
0
身近な雲にまつわる現象について綺麗な写真とわかりやすい表現でまとめられている。美しい写真が豊富でプレゼントにも最適。2023/11/04