心のゾウを動かす方法

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心のゾウを動かす方法

  • 著者名:竹林正樹
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  • 扶桑社(2023/09発売)
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  • ISBN:9784594093792

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内容説明

◆人の直感はパワフルで本能的で、まるでゾウのよう。
◆ゾウを【ナッジ】で後押しすれば、人の心も動きはじめる

【ナッジとは?】「そっと後押しする」「ひじで軽くつつく」といった意味。人の心を優しく刺激して、よりよい行動へと動かす工夫。提唱者のリチャード・セイラー博士は2017年ノーベル経済学賞を受賞。現在、世界各国政府や行政によって行動経済学としてのナッジがあらゆる局面で戦略的にとり入れられている

「人の直感は大きくパワフルだが面倒くさがり屋な面があり、制御が難しい」ということを知っていると、コミュニケーションのありようが変わります。行動経済学は、人の直感をゾウに見立て、どう付き合っていけばいいのかを教える学問です。例えば、ゾウ(直感)は、時間帯によって話の受け止め方が変わり、話の最初と最後の印象を強く持つことがわかっています。こういった習性をうまく制御したり刺激したりして、望ましい行動へと促すのが【ナッジ】です。ゾウの習性は知れば知るほど、人との接し方が見えてきます。本書は、ナッジの第一人者である著者による、明日から誰でも使える【ナッジ】を優しく説いた一冊です

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

なかしー

51
タイトル、帯や引用文献で大体言いたい内容や用語が浮かんだ、ナッジや行動経済学の基本的な理論や内容に関する本かな?と思って、重複した内容だったら・・・恐る恐る読んでみました。結果は、良い意味で期待を裏切ってくれました(笑)理論:実践=2:8の構成で主に実践的な内容で、民間や行政でのチラシや広告などで、ナッジを取り入れた改善前後の文章構成や実際の資料などの写真もあり、どういった創意工夫と背後の理論武装をしたかなどが繋がっており非常に勉強になりました。2023/12/11

はとむぎ

13
本人もやったほうがいいと思ってるけど、出来ないことを促す技術=ナッジ 職場でもいろいろ使えそう。2024/03/24

こば

4
⭐︎4 「ピークエンドバイアス」ピーク時と最後のことばかり覚えている。 疲れの少ない午後1番に開始して、ポジティブに終わるのが良い。あと1分ですと宣言する。とっておきの話で締める。 みんなが化石をわずかに持ち出すと年間14トンになりますの看板設置で3倍に増えた。同調効果でみんなが持っていってるんだということになった。ほとんどの人は持ち出しをしていません。の方が効果的。 印象的ナッジ差別化。特別を強調する。2024/09/20

まんまる

3
実践に取り入れるにはなかなか難しい。2025/10/26

ひろ0828

3
行動経済学とは、とても興味深い学問だなと。 めんどくさいことを後回しにしてしまう人間をいかに上手に良い方向にもっていくか、とてもわかりやすく書かれていると同時に、「それをやっては逆効果…」なことを結構していることに気がつきました。2025/10/25

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