みやこかがみ

著者名：いもとようこ【文・絵】

金の星社（2023/10発売）

• ISBN：9784323037462

内容説明

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かがみの ない村の ゆかいな ゆかいな お話


たろさくが、との様にもらった鏡をのぞくと、亡くなったおとっつぁんの顔がありました。でもにょうぼうがのぞくと、そこにはおなごの顔。ふたりはケンカになりますが…？ だれも「鏡」を知らない村のゆかいなお話。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[どあら]

図書館で借りて読了。御殿様がもうちょい説明してあげていたら良かったよね〜😅　庶民に鏡が出回るようになったのっていつ頃で、どのようにして量産されたのかしら…？？

2023/10/02

[ヒラ[e-mail]]

鏡を知らない人が、初めて鏡をみるとこんな感じになるのでしょうか。いもとさんにしては迫力のある絵が印象的です。 鏡に映った姿が自分であることをわからないと、そこは別世界です。 喧嘩の種が尽きないかも知れません。

2023/06/12

[みさどん]

鏡がなかった時代は自分の顔を知らず、映った顔を、主人公は父親だと、おかみさんは浮気相手だと思い喧嘩に。相談を受けた尼さんの最後の返事がおもしろかった。自分の顔は水にも映るはずだけどな。あまりにも鏡を見ないで、自分の顔が大変なことになっている日もあるものだ。

2023/04/22

[遠い日]

「鏡」を知らないばかりに起こる諍いとその可笑しみ。お殿様の苦肉の策がよもやこんな騒動になろうとは⁉︎尼さんのオチが穏やかですっとぼけていていいですね。

2023/04/14

[絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく]

日本昔話「みやこ鏡」の絵本。亡くなったおとっつあんに会いたいたろさくは、お殿様に褒美として「鏡」をもらいます。でも鏡を知らないたろさくやにょうぼうが勘違いをして…。

2023/04/04