日本経済新聞出版<br> The Power Law(ザ・パワー・ロー) ベンチャーキャピタルが変える世界(上)

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日本経済新聞出版
The Power Law(ザ・パワー・ロー) ベンチャーキャピタルが変える世界(上)

  • ISBN:9784296115082

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内容説明

インテル、アップル、グーグル……。世界を変えた企業の誕生と成長を演出したベンチャーキャピタルの内実を活き活き描く、興奮のノンフィクション。

・数多のスタートアップから原石を見つけ、世界を変革する巨大企業へと導くベンチャーキャピタル。彼らは、何に突き動かされ、どうやって企業(創業者)を見極め、どう育てて、莫大な投資収益を生み出していくのか――。

・数百人にわたるインタビューで多くの関係者を取材、「The Power Law(べき乗則)」が支配するベンチャーキャピタルの世界--数少ない成功が、巨額の利益を生む--の秘密を解き明かす。

・スティーブ・ジョブズ、孫正義、ジャック・マー、イーロン・マスク、ジョン・ドーアなど世界的に活躍する登場人物が織りなすストーリーはまさに発見と驚きの連続で、エンターテインメントとしても超一級の読み物となっている。

目次

(上巻)
序 章 合理的ではない人々
第1章 アーサー・ロックと才能を解き放つための資本
第2章 ファイナンス理論に縛られないファイナンス
第3章 セコイア、クライナー・パーキンス、そしてアクティビストの資本
第4章 アップルをめぐるひそひそ話
第5章 シスコ、スリーコム、そして勢いづくシリコンバレー
第6章  「用意周到」派と「臨機応変」派
第7章 ベンチマーク、ソフトバンク、そして「誰もが1億ドルを必要としている」
第8章 グーグルへの出資、これといった条件もなしに

(下巻)
第9章 ピーター・ティール、Yコンビネーター、そしてシリコンバレーの若者たちの反乱
第10章 中国へ、そしてかき回せ
第11章 アクセル、フェイスブック、そして凋落するクライナー・パーキンス
第12章 ロシア系、ヘッジファンド系、そして担い手が広がるグロース投資
第13章 全員で戦うセコイア
第14章 ユニコーンをめぐるポーカー・ゲーム
結 論 幸運、スキル、そして国家間の競争

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よしたけ

51
ベンチャーキャピタルを勃興期から振り返る一冊。ベンチャーキャピタルの思考法やビジネスのヒントを得たくて手に取ったが、細かなストーリーに重きが置かれており個人的には期待はずれ。細かい歴史を知りたい人には有用だろう。本書後半には孫正依氏が取り上げられており、圧倒的なリスクテイクの量と決断の速さには舌を巻く。一つ言えるのは、VCはロングテールの世界であり、ホームラン案件を発掘できない限りは普通の株式投資と差したる違いはないと言うことだ。2024/01/23

速読おやじ

14
ベンチャーキャピタル関連のこれまで読んだ書籍の中でも最高に面白い部類に入るのは間違いない。Top Tier VCであるクライナーパーキンスのドーア、セコイヤのモーリッツとGoogleの2人との攻防戦など超刺激的だった。起業家とVCの力関係が大きく変わる局面の一つだっただろう。ソフトバンクの孫さんの事もページが割かれていて、米国のVCも孫さんの一種の脅かしに屈したシーンなど吃驚。タイトルのPower Lawはべき 乗則。一発のグランドスラムで勝負が決まる世界だ。刺激的過ぎる一冊。下巻も楽しみ!2023/11/19

takao

2
ふむ2024/01/13

読書マン

0
ベンチャーキャピタル発展史。上巻は50年代からGoogleの登場まで。華々しく発展した後、テックバブル崩壊。 さて、ここから今にどうつながるか、下巻が楽しみ。この手の本でいつも気になるのが、失敗した事例が出てこないこと。2024/02/24

soccer atsushi

0
最初は古い話で退屈だが、ITバブルに近づくな連れて次第にエキサイティングな展開になってきた。下巻が楽しみ🌠2023/12/03

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