内容説明
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父の遺品整理中に見つけた大量のアルバム。そこには幼い自分と家族が暮らした、ありのままの日常が記録されていた。父が遺した白黒写真をデジタルカラー化しSNSは、昭和を懐かしむ世代や、子育て世代から共感と感動の声が続々と寄せられた。昭和時代を暮らした家族の写真を通して、当時の生活様式、街並み、文化や社会的風景をリアルに体感しているようなタイムスリップ感も味わえる一冊。SNS未発表の写真や、父の日記、さらに母の日記も収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
83
私が過ごした子供時代に近い、懐かしい情景。ご飯は一家揃って食べるものだった。いつのまにかみんなが揃ってご飯が食べる家庭は当時に比べてどれくらい減ったのだろう。昭和のど真ん中を懐かしんだ。図書館本2024/01/15
きゅー
6
1964年~66年にかけての家族写真と、それを撮影した著者の父親の事細かな日記からなる一冊。実際の写真は白黒なのだが、スマホアプリを使ってカラーにしたところ、おぼろげだった記憶とリンクしたことがこの企画のはじまりだったという。何か起こるわけでもない普通の家族写真の数々。しかしそこには60年前の日本の姿がくっきりと写し出されており、その楽しげな家族の様子には普遍的なものを感じる。小さなこたつを囲んでの4人のクリスマス会、電車内で駅弁を食べる姿。それぞれに趣があり、自身の幼い頃を思い起こすような気持ちになる。2024/09/19
hiko1
0
父は息子(成人、なると)の成長を写真と日記という形で残した。父の死後成人は、自分が生まれた昭和39年から42年までの4年間に絞って編集したのがこの本である。親の子に対する愛情が感じられ、家族愛あふれる写真と日記である。よくもこれだけの写真を残し、マメに記録を残したものだと感心する。私の幼年期である昭和の香りが感じられ、自分の息子や孫と重ねてしまった。ありふれた家族の姿であるが、子どもに対する慈愛・家族愛が嫌というほど感じさせられた。2024/12/24
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