角川書店単行本<br> 剣、花に殉ず

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角川書店単行本
剣、花に殉ず

  • 著者名:木下昌輝【著】
  • 価格 ¥2,090(本体¥1,900)
  • KADOKAWA(2023/09発売)
  • ポイント 19pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041140475

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内容説明

剣聖・宮本武蔵の最大のライバルであり、武蔵と五分に渡り合う実力を持つ伝説の大剣豪――雲林院弥四郎。塚原卜伝から継承された新当流兵法を体得し、柳生新陰流を皆伝したとも言われる弥四郎の剣士としての生涯は、関ケ原の戦いにおける九州の陣である、石垣原の戦いで始まった。激戦の中で目にした若き日の宮本武蔵の姿を、彼は生涯忘れることができなかった……。やがて、一念発起して江戸に出た弥四郎は、後の肥後熊本藩主である細川忠利と篤い友誼を交わすことになる。大坂冬の陣、夏の陣、島原の乱、肥後熊本の動乱、数多の闘乱の時代を、究極の剣の形を追い求めて戦い抜いた弥四郎が辿り着いた境地とは。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

179
木下 昌輝は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 雲林院弥四郎、実在の人物で宮本武蔵のライバルと言う割には、影が薄い気がしました。著者としては、平凡な作品、本書では直木賞は受賞できません。 https://www.kadokawa.co.jp/product/322304001096/2023/12/04

hiace9000

117
関ヶ原後の幕藩体制未だ確立せざる混迷期、生き残りをかけ謀略と計略、讒言と罠の渦巻く時代を背景に、木下さんが迷うことなくエンタメを貫き描く歴史剣豪作品。剣の道に生きた雲林院松軒が息子、弥四郎は自らの剣と人生の答を求め、稀なる友誼を守るため戦に身を投じていく。名作『宇喜多』2作での確固たる歴史観、また『敵の名は宮本武蔵』での火花散る剣戟の迫力を掛け合わせた本作。歴史に翻弄される中で自己省察を繰り返しつつ高みを極めていく人物描きは木下作風の魅力。活劇的活写は、巧みなコマ割りで読ませる今村作風に軍配が上がるか。2023/10/14

たいぱぱ

65
雲林院弥四郎なる剣豪がいたなんて全く知らなかったし、なんと三重県津市の人じゃないか!?とびっくり。北畠具教も同じ流派かと感動。宮本武蔵も主要キャラとして登場し、心踊るが何かが足りない。最初の方で涙ぐんだのに焦点がボヤけてる気がする。初期の傑作『宇喜多の捨て嫁』『敵の名は、宮本武蔵』を求めてる僕にとってレッド・ツェッペリンを聴きたいのに、ポイズンを聴かされた気分。Nothing But A Good Time。決して悪くないし面白し楽しいけど胸に来るものがない。木下さんならもっと書けるはずだと信じてます。 2024/05/29

pohcho

54
鹿島新当流、一の太刀の伝承者を父に持つ雲林院弥四郎は、 宮本武蔵との運命的な出会いを経て、流派を離れて江戸へ。 仲間と自由に暮らす弥四郎は武家の少年・光に出会い、共に剣の腕を磨く。弥四郎と細川忠利との生涯に渡る友情を軸に、関ヶ原の闘いや細川家の話があり、後半は島原の乱が描かれる。天草四郎は奇想というか、木下さんらしいなと思った。自分の剣には殉ずるものがないと思い続けた弥四郎が最後にたどり着いた境地とは・・。弥四郎と光と武蔵。ラスト、子どもに戻ったような三人が印象に残った。2023/10/17

ren5000

36
雲林院弥四郎って全然知らないけど実在した兵法家らしい。主人公が薄い分、まわりが細川忠興や宮本武蔵など有名どころを上手く絡ませて忠興の息子忠利との友情などなど面白いエンタメ剣豪小説でした。木下先生の著書には宮本武蔵の話が何作があるけどその本によって武蔵の印象が違うのもまた面白い。2024/01/17

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