内容説明
なぜ人はタカラヅカに心ひかれるのか?
1914年に小林一三が創設した宝塚歌劇団は、現在では東西の大劇場を連日満席にし、「清く正しく美しく」の教えの下、日本が誇る文化となりました。
世界に一つだけの、歴史と伝統ある女性だけの歌劇団。その魅力の秘密を解説します。
男役・娘役のこだわりからスターを育てる人事制度、バラエティ豊かな作品紹介まで完全図解!
タカラヅカガイドの決定版です。
タカラヅカを知らない人も知っている人も 観る前に、観た後にこの一冊を。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
美登利
84
12年ほど前かな。東京の宝塚劇場で観劇しました。それまでタカラヅカには興味があまり無かったのですが、たった1度でも惹き込まれてしまいました。タイトルや出演者は覚えて無いけど、貴族の争い、恋愛ものでした。派手なメイクもセリフもあのステージでは全く違和感ないですね。後半のレビューも楽しかった。熱烈なヅカファンの気持ちも分かるよ。歴史的な面もプロデュース的なところも紹介されていて面白かったです。イラストは似てるかどうか分かりませんでしたが特徴は掴んでるなと思い、カラフルで楽しい本でした。2020/02/29
あじ
40
【清く正しく美しく】を遵守する宝塚ファンの筆者とイラストレーターが上梓した、正統派解剖図鑑。タカラヅカの歴史、作品紹介、タカラジェンヌへの道、男役・娘役のこだわり、そしてファンの心得まで。図解で完全網羅したタカラヅカの園は、テキメンに私をくすぐりました。公演チケットを入手して体験してこなこれば!◆併せてお薦めしたい小説──中山可穂/著 「男役」「娘役」「銀橋」のタカラヅカ三部作◆読みたい本として「宝塚受験 世界にひとつしかない夢」川路真瑳/著を登録2020/01/31
manamuse
27
1度でいいから本場の宝塚劇場でベルばらが観たい!とは思いつつ、何の知識もなかったので勉強になりました。2020/05/28
あや
18
リアルな舞台の見られないこの時期に読むのは辛かった!読むと宝塚の舞台が見たくなる。男役、娘役といった宝塚ならではのシステムや大階段、銀橋といった舞台装置の解説、作品の見どころがイラストで詳しく紹介されているので、まったくの初心者の方、これから宝塚を見てみようかなと思っている方には特にお勧め。私のように王道の「ベルばら」や「エリザベート」くらいしか知らない者には、目移りするほど色々な作品が紹介されていて、これも観たいあれも観たいになってしまった。たまたまBSでやっていた雪組公演を録画したので見るのが楽しみ。2020/05/04
びっぐすとん
15
図書館本。図書館で「~の解剖図鑑」というシリーズを見つけて借りてみた。特にヅカファンではないが、姪っ子がかつて宝塚音楽学校に挑戦したことがあったこと、はまる人はどっぷりはまる女性だけの歌劇団という日本だけの芸能はやはり気になる。ベルばらやエリザベートみたいなヨーロッパ物だけでなく和物や文芸作品以外にも2.5次元ものもあったりして、時代のニーズに敏感なことに驚いた。音楽学校の様子やファンのルールなど、これ一冊でかなりわかった気になる。いつか宝塚公演観に行きたいな。宝塚版銀英伝とポーの一族、源氏物語観たいな。2021/02/28
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