書籍<br> 図解でスッと頭に入る 紫式部と源氏物語'23

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書籍
図解でスッと頭に入る 紫式部と源氏物語'23

  • 著者名:昭文社
  • 価格 ¥1,310(本体¥1,191)
  • 昭文社(2023/09発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784398144720

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内容説明

世界最古の長編小説ともいわれる『源氏物語』は、平安時代の宮廷を舞台に展開される主人公・光源氏と女性たちの恋愛模様を描いた物語で、今もなお多くの人に愛読される日本文学の古典である。だが、全54帖という長編ゆえに最後まで読み通すのは大変困難な作品であることでも知られている。本書はこの大長編小説『源氏物語』のあらすじと、作者・紫式部の人と生涯を図版と地図を豊富に用いながらわかりやすく解説した『源氏物語』の入門書である。
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

らなん

19
2023年。スッと頭に入るシリーズは、他にもあるとのことで、読んでみたい。2023/11/05

石橋陽子

17
2024年大河ドラマ『光る君へ』の予習として読了。平安時代の生活、政治、文化、思想から説明されており時代背景を学べた。紫式部の生涯が描かれ、どのようにして源氏物語が出来上がったのか詳しく説明されている。しかし、光源氏がプレイボーイとは知っていたが、まさかここまでとは。手当り次第に一目惚れしていき、恋仲になる。女性側も落ち着かない生涯を送ったことと思う。それほどまでに魅力のある男性だったということでしょう。これが大河としてどう表現されるのか待ち遠しい。2023/12/05

はるま

14
これまでも源氏物語関連本を読んできたが、本作もその一つ 2023年8月に初版が発行 来年2024年のNHKの大河ドラマは紫式部が主人公として描かれることもあってか、本屋もしかり図書館もしかり関連本が既に出廻り始めた感があるね 改めてと言うわけでもないけど、『源氏物語』は大きく3部構成でそれぞれ、33帖、8帖、13帖からなる壮大な平安時代の天皇家を中心に据えられた物語で、1000年の時を経ても色褪せることなく、広く海外にも訳本が普及されているのは周知のところ カラー構成で、イラストありで面白かったですね2023/12/05

TAKA0726

13
今更ながら平安貴族の優雅さの陰の家の浮沈をかけた権力闘争の復習。舞台は後宮、政権を手に入れるため藤原氏は娘を競って帝に入内し皇子の誕生を期待。皇子が即位すれば摂政・関白、得られなければ家の将来無し。この闘争に勝つため娘の身辺に優秀な女房を集め紫式部はそのひとり。藤原定子は権力闘争の悲哀を味わった聡明な中宮、藤原彰子葉月政界のゴッドマザーで紫式部の主。平安貴族の恋は噂からで恋愛に奔放。紫式部の蓄積した経験が夫の死を契機に一大小説ヘ昇華。彰子の父藤原道長が紫式部に出仕を求めるもいじめを受けて一時引き籠もり。2023/10/10

TAMA

9
面白く読ませてもらいました。地図に移動の赤線で「そうだったんだ」紫式部の移動経路と光源氏の須磨への道筋。こりゃ大変な距離。牛車?自分で?自動車も電話もない。ちょこちょこ入る雑学も知らないことも多く教授様ってすごいなーと思いました。ただ人物相関図がわかりにくい。全力で書いてくださったんだろうなと思うけれどかえって文字数が多くて?だった2023/09/13

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