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内容説明
国立国語研究所の教授が教える、日本語の「伝わらない」を解決する100のヒント。①「不正確な文章」を「正確な文章」へ。②「わかりにくい文章」を「わかりやすい文章」へ。③「不快な文章」を「思いやりのある文章」へ。④「退屈な文章」を「工夫を凝らした文章」へ。before→after形式で100項目解説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ロクシェ
21
評価【◎】他の追随を許さないレベルで視覚から受けるインパクトが凄まじい「文章術」の本。"読む隕石" こと「京極堂・百鬼夜行シリーズ」や "レンガ本" と称される『独学大全』ほどの厚みまではいかないものの、「文章の書き方」のみがテーマで本書以上に厚みがある本は他に存在しないのではなかろうか。そしてただ分厚いだけでなく、日本語に対してあまりに専門的すぎることに驚かされる。日本語で書かれているのに何を言っているのか理解できない箇所が多々あった。10回読んで3割も会得できれば御の字ではないか、そんな気にすらなる↓2023/11/24
しん
14
4月下旬から少しずつ読み続けて、やっと全部読めた。毎日ではなく、読めない日も多かったのだけど、続けていればこんなぶ厚い本も読める。この本は108課にわたって、「伝わらない」を解決するヒントが書かれている本。メールやSNSの文章、AIまで幅広くとりあげられていた。大全にふさわしい本だと思う。ただ、読む本ではないかも知れない。辞書的に使えるかと言うと、そうでもなさそうだけど。2024/09/26
はるき
14
私的プラチナ本。文章力系の本は沢山読んできましたが、これ一冊でほぼカバーできそう。繰り返し読んで身につけよう。2023/12/14
Inzaghico (Etsuko Oshita)
8
丁寧な文章を書くためにこれだけ丁寧に説明している本はそうあるまい。「配慮のある文章」や「工夫を凝らした文章」の部分は、ビジネスやSNSの文章を書くときの指南としてうってつけ。とくに仕事メールで、業務メールは一往復半で終わらせるとか、意図が伝わりにくい案件はメールにせずに対面での話に切り替えるとか、失礼なメールには返信しないとか、具体的なノウハウは必読。「『だから何?』と思われない構成」とか「あなたのことは誰もよく知らない」とか「『しかし』が多すぎるで、しかし」とか、小見出しの付け方もにんまりしてしまう。2023/12/31
しょうご
5
日本語の単語レベルから生成AIの今後まで隅々まで書かれています。 500ページ超えの大ボリュームですが、飽きずに最後まで読むことができました。 AIに文章を任せることができる時代もくるでしょうし、感動させられることもあると思います。 それでも私は人が書いた文章をこれからも読みたいなと思います。 日本語表現の奥深さを今後も味わっていきます。2023/11/05
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