内容説明
あの人と私をつなぐのは、80年前の一本の映画。
丘の上のミニシアター「六等星シネマ」で働くことが唯一の生き甲斐の22歳の雪。急な閉館が決まり失意に暮れていたある夜、倉庫で見つけた懐中時計に触れて気を失う。目覚めたのは1945年。しかも目の前には、推しの大スター三峰恭介が!
彼の実家が営む映画館で働くことになった雪は、恭介の優しさと誠実さに惹かれていく。しかし、雪は知っていた。彼が近いうちに爆撃で亡くなる運命であることを――。
号泣必至の恋物語と、その先に待ち受ける圧巻のラスト。
『キミノ名ヲ。』著者が贈る、新たなるタイムトラベルロマンス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chacha子
3
わーお。こういう物語は普段あまり読まないので新鮮な気持ちで楽しめた。感動した。2024/09/30
栗山いなり
1
熱海のミニシアターで働いている雪が1945年にタイムスリップして憧れの看板俳優に恋をする物語。ぶっちゃけ、MW文庫版『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら』だった。もちろん違うとこも色々とあったけどね2023/11/02
カプチーノ
0
憧れの俳優の住む映画の中の時代ににタイムスリップして、出演している大ファン俳優と恋愛をする物語でした。 最初は戸惑う主人公の女性でしたが、徐々に引かれ会う仲になり、素敵な想い出の恋愛ストーリーでした。2024/09/10
みやび
0
☆42023/11/14
P
0
★★★☆☆ 星3.5くらい。表紙に惹かれて購入。雰囲気とか感情の動きとかとても良かった。ただ、設定上もやもやする所があり、それが最後まで気になってしまった。これが異世界のファンタジーだったら気にならなかったと思うので、リアル寄りの話にしたが故の難しさなのかもしれないと思いました。あと、何かに似ているような? とはいえ楽しませて頂きました。2023/10/07