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内容説明
交渉の当事者同士が手を組むことで、分け合う価値=パイの大きさを最大にしよう! イェール大学のMBA課程で15年間教えられてきたシンプルかつ実践的な交渉術を、ゲーム理論の専門家で、コカ・コーラ社との企業売却交渉など豊富な経験を持つ著者が伝授。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koki Miyachi
4
パイを賢く分けるというタイトルが素晴らしい。この本の本質を上手に言い当てている。分けるという簡単なことが、実はかなり複雑で公平性を見失いがちな行為であり、ビジネスに必ず付いて回る課題だからである。本質的な課題を定義して、実際の事例や応用例などに論が展開されている。特に契約や業務料交渉に直面する人にとっては、格好の教科書となるだろう。2023/11/20
icon
2
ハーバード式の交渉術は、ポジションではなくインタレストに注目すべきだといったが、浮いたお金の配分の問題が残る。 総額や総量ではなく、合意による付加価値=「交渉のパイ」の方を均等に分割するべき。まずは自力で稼げる分を補填する。あくまで、こっちは公平な取引であると主張するべき。考えうるどんな開始点においても公平である必要がある。3人以上ならShapley値とか。 まず基本原則から。共通目標がお互いの力が対等であるという前提のもとで、公平な結果を導き出すこと。 2025/05/20
fergie
1
おもしろかった。 交渉はパイを大きくする事が目的。 協力する事で大きくなったパイは等分する。 なるほど2025/03/01
ゼロ投資大学
0
交渉の当事者同士が手を組むことによって生まれる付加価値のことを"パイ"と呼ぶ。交渉に参加している人が可能な限りパイを多く受け取れるように知恵を絞ることが非常に重要である。本書では、合意によって生まれる付加価値を均等に分け合うことを目指す。2024/08/09