内容説明
――ただひとりのつがいとして、傍にいてほしい
龍の血を色濃く継ぐ皇帝・雷零は過去のトラウマのせいで“女嫌い”。
后を迎えることが決まったが、女性の扱いを知らない彼のために、
閨の指南役として選ばれたのが、氷雪族の族長・氷咲だった。
長として、そして戦士として誇りを持っているが、女らしさに欠ける自分がなぜ? と氷咲は困惑する。
だが、倹しく暮らす民のため様々な支援を報酬として受けられると説得され引き受けることに……。
王城で煌びやかに着飾られた氷咲は雷零と対面するが――。
女嫌いの初心な龍帝×凛々しい佳人、
不器用で一途な想いの先にあるものは――。
【目次】
序章
第一章 氷雪の女族長
第二章 皇帝陛下の指南役
第三章 後宮の花
第四章 触れ合う心
第五章 紅の姫
第六章 別れの時
第七章 妻戀の龍
終章
あとがき
【関連ワード】
ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ルーシー
7
族長のヒロインは領地への援助と引き換えに女嫌いの皇帝の閨教育係を了承する。皇帝から「年増」という言葉をもらっても動じず、堂々としている様はあっぱれ。皇帝も彼女の前では少年のように甘えたり嫉妬したりしながら絆を深めていくが…。 龍の末裔たちの話で濃厚なシーンもあるけれど男勝りなヒロインなので嫌味がありませんでした。ソーニャ文庫らしくないけれど素敵なお話でした。2023/10/16
ぶん太姉ちゃん
1
読了✴️web版を覗いていたので素敵なイラスト付きでうれしい🎵😍🎵男勝りのヒロインと年下皇帝😊可愛くエロく激しく、そして忠実にこなしていく閨指南❤️二人の雰囲気が好き💕どこまでも指南役に徹しようとする真っ直ぐなヒロインの心が切なくもきれい😊龍の姿の皇帝がカッコいい🎶でもなぜソーニャから⁉️2023/10/06