朝日新書<br> 人類滅亡2つのシナリオ AIと遺伝子操作が悪用された未来

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朝日新書
人類滅亡2つのシナリオ AIと遺伝子操作が悪用された未来

  • 著者名:小川和也【著者】
  • 価格 ¥850(本体¥773)
  • 朝日新聞出版(2023/09発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022952325

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内容説明

急速に進化する、AIとゲノム編集技術。画期的な技術ゆえ、制度設計の不備に“悪意” が付け込めば、人類の未来は大きく暗転する。最悪の場合、【遺伝子操作で生まれたポストヒューマンによる、ホモサピエンスの淘汰】といったSF的ディストピアも。未来学者が「人類最悪のシナリオ」と回避策を示す。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

337
近未来ディストピア小説のような内容だが、これはフィクションではなく、未来予測である。著者の小川和也は警告する。ここでは主に2つの危機について。まず、その一つはAIによる人類滅亡シナリオである。私もこれは極めて危険だし、しかもそうなってもおかしくない、あるいはそうなるべき必然性さえ孕んでいるように思う。AIが自己増殖を始めれば、その目的はAIの存続と自己発展に向かうはずだ。そして、その時に邪魔になるのが、まさに人類に他ならない。もう一つのゲノム編集による滅亡シナリオも怖い。ゲノム編集⇒2024/02/01

absinthe

117
AIとゲノム編集。二つの技術は従来の技術と異なり、甘く見ていると人類を危機に陥れる危険を孕んでいるという。これは、AIがいきなり人類を滅ぼそうとするようなSFのあるある設定のようではなくても、善意の積み重ねであっても十分に危険であると説く。そのような未来を避けるためにはどうすればいいか。誰かが如何わしい改変をこっそり組み込んだ場合に、どこまでが人為的なものか判断しにくいことも問題を複雑にしている。ちょっぴり抽象論が多かったかな。2024/02/14

rico

88
賛否はあるとは言え、そーだろな、でもそれはないよな、何とかなるよなあ・・・って思ってたことが、実は何ともならない状況になりつつあるという、かなりヤバイ現実を「あえて」突きつける1冊。AIと遺伝子操作はディストピアSFの定番。だから意外性はないけど、それがリアルになろうとしているのが今なんだ。最終章ではそれを食い止めるための対応について語られるが、世界で起こっていることを見ると、人類はきちんとブレーキを踏めるほど賢くはないような。諦めたら試合は終わり。だからジタバタするしかない。残り時間の少ないオバサンも。2024/05/09

きみたけ

56
著者は、北海道大学産学・地域協働推進機構客員教授でグランドデザイン㈱CEOの小川和也氏。画期的なテクノロジーほど悪用された時のリスクは大きく、特にAIとゲノム編集技術は強力で、取り扱いを誤れば人類滅亡の因子となりうるとされる。制度設計の不備に「悪意」が付け込んだ先にどんな未来が待っているのか、フューチャリストとしてテクノロジーの未来のあり方を提唱してきた著者が、人類滅亡のシナリオとともに対応策について語った一冊。滅亡シナリオの一つがポストヒューマンによるホモ・サピエンスの淘汰で、ちょっとゾクッとしました。2024/10/16

ta_chanko

20
指数関数的に進む人工知能の発達→人類の無用化・向上心の喪失・AIの反逆‥。遺伝子操作→生態系の崩壊・スーパーヒューマンの誕生・人工ウイルスの蔓延‥。人類が生み出したテクノロジーがコントロール不能に陥り、やがて人類滅亡の原因となる。SF小説のよう話が現実になりつつある。最悪の事態を防ぐには、確かな倫理観に基づく管理・規制が不可欠だが、それを世界で共有できるとも思えない。不測の事態や危機に臨んで制度や規則を修正し、自転車操業で最善の運用法を探っていくしかないように思う。それでダメならお手上げか?2023/10/25

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