教養としてのインターネット論 世界の最先端を知る「10の論点」

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教養としてのインターネット論 世界の最先端を知る「10の論点」

  • 著者名:谷脇康彦【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 日経BP(2023/09発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784296001644

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内容説明

私たちが空気のように利用しているインターネットは社会インフラとなり、政治、経済、外交、安全保障など多くの分野で存在感を増している。

しかし、その深いところで何が起きているのか、はあまり知られていない。

広がるインターネットの闇や様々な狙いが渦巻く最前線で起こる論点と競争・対立を理解しよう。

どうしたら、インターネットの恩恵は未来でも得られるのか、が見えてくる一冊。

――――――――――――

「Web3」「生成AI」など、最新技術が話題になる一方で、インターネットの世界に何が起きているのかをきちんと把握している人はどのくらいいるのでしょうか?

「グローバルなインターネットの時代は終わった」2022年秋、米シンクタンクが公開した報告書は衝撃の一言で始まっていました。

元来、インターネットは民間の人たちが構築し相互につながり合うことで機能しています。そしてその自由さ、柔軟さ=グローバルさこそがネット特有のしなやかな発展を実現してきたのです。

最大の特徴に「終わり」が告げられた今、どのような競争や対立が起きているのかを知り、これからのインターネットを考えてみませんか。

長年にわたり政策の立場から国や企業のルールをつくる側、そして使う側としてインターネットの発展を見つめてきた著者がその最前線を解説します。

目次

第1章 新しいデジタルへの契機
パンデミックが変えた社会
デジタル戦としてのウクライナ紛争
低下するインターネットの自由 など
第2章 データ資本への変遷
120年前の予言
第二段階に入ったデジタル革命
デジタル化=新しい価値を生み出すこと など
第3章 データ流通基盤の幕開け
集中と分散
巨大プラットフォーマーが変えたサイバー空間
Web3の登場 など
第4章 デジタル民主主義を巡る対立
インターネット誕生とその基本精神
自由主義国家 vs.権威主義国家
到来するデジタル冷戦の時代 など
第5章 インターネットの未来
本書から浮かび上がる10の論点
論点1. 「有形資産」と「無形資産」
論点2. 「モノ中心主義」と「サービス中心主義」
論点3. 「新自由主義」と「修正資本主義」 など

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

まゆまゆ

9
自律、分散、協調の基本精神で広がったインターネットは、今や社会経済システムの中心に位置づけられた。それとともにデータという無形資産が発生しており、データ分析がこれまで以上に重要視される社会になる。ネットワークは国境を越え世界はつながったが、運用規制は政府ではなくあくまでも民間に委ねられる、というのが印象深い。2023/12/11

gokuri

5
著者は、総務省官僚から転身しIIJの現副社長。 2000年以降のインターネットのグローバルの情勢が俯瞰でき、たいへん勉強になった。 特に、自由主義国家対権威主義国家の両陣営の争いは、今後ますます鮮明かつ熾烈なものになると予想され、世界の覇権争いの縮図のようだ。 あらためて、権威主義国家におけるネットワーク・データによる統制の効率の良さ、自由主義国家における多様性の重要性とその管理の困難性に思いを巡らせ読了2023/10/26

おくてつ

4
日経関係のサイトで色々宣伝されていて気になった一冊。図書館の新着で借りられたけど、結局返却期限が迫ってきたので、ほとんど斜め読み。 集中と分散の繰り返し。マルチステークホルダー主義とマルチラテラル主義。トランプやマスクを見ていると、自由と言っているものがどこまで本物なのか信じきれない世の中で、統一はされないよな。今年の春までファイヤーウォールの向こうの世界を体験していたからこそ、なおさらそう思う。結局、軍事から始まっているしね。2023/11/22

まゆ

2
NTT接待問題で辞任した総務省の元審議官。菅さんとの強力なタッグで通信料金値下げを先導したり通信キャリアの料金プランに対して切り込みを入れた人物の書いた、タイトルどおりインターネットの歴史からこれからの課題まで網羅的に書いた本。web1~3の違いや国家間の駆け引きなど、よくわかった。2024/05/01

nemuo

2
思った以上に良書。タイトルが良ければもっと売れるはず。インターネットというかDX全般について繰り返される「集中と分散」を重要な要素として語る。そしてどうやって適正なバランスを取っていくか最後に10の論点で示している。著者が言いたい内容が過不足なく分かりやすく書かれている印象。変な押し付けや過度な主張もなく、シンプルな書き方も良い。まあそのせいでちょっと教科書っぽく感じてしまうかもしれないが。2024/02/05

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